【仕事】とあるゲームプログラマーの生存戦略

仕事

プログラマーとしてゲーム業界に身を置いて早13年。
プログラマー35歳定年説と言われる年に差し掛かりました。

これまでひたすら目の前の仕事をこなしてきて、それなりに経験も積んで、ありがたいことにそれなりの評価をいただけているように思えます。

この記事では、僕のこれまでの経験を元に、これからどうすれば生き残っていけそうか、考えてみたことを書いていきます。

今後のキャリアについて悩んでいる方にとって、何らかの参考になれば幸いです。




価値観を知る

まず一番初めにやるべきことは、自分の価値観の確認です。

価値観から大きく外れるような仕事は、必要以上に疲れてしまったり、やる気が出なかったりで、長期的に見ればあまり良い結果にならないと考えています。

仕事 < 家族、自分の健康

家族や自分の健康を犠牲にするような働き方はしません。

残業や休日出勤は、ある程度コントロール可能な状態が望ましいです。

誰かの役に立つ

誰かの役に立って、ありがとうと言われることが幸せです。

シンプル・イズ・ベスト

複雑なものを整理して、洗練された状態にすることにやりがいを感じます。

マイペース

自分のペースでじっくりと物事に取り組むことで、高い集中力と熱意を発揮できます。

人から急かされたり、頻繁に集中を妨げられるのは好きではありません。

苦手なこと

物理数学

高校の教科書レベルまではできますが、それより上になるとお手上げです。

数式を見てもイメージが湧かないので、一つ一つ確認する必要があり、とても時間がかかります。

プログラミング能力

え、あなたプログラマーでしょ?

というツッコミを受けそうですが、僕は正直、純粋なプログラミング能力なら平均程度だと思っています。

アドリブ

計画を立てて、コツコツ実行していくタイプなので、突発的な対応は苦手です。

得意なこと

他人とうまくやる

【仕事】「怖いプログラマー」にならないために心がけていること
「怖いプログラマー」になると、数々のデメリットがあります。この記事では、「怖いプログラマー」にならないために、僕が日々心がけていることをまとめます。

こちらの記事の心がけもあり、
組織の中で信用を得ながらうまくやっていく
ことについては、ある程度自信を持っています。

わかりやすく説明する

自分の理解していることを、誰にでもわかるように噛み砕いて説明するのが得意です。

人前で話す

周りにプレゼンが苦手なプログラマーが多い中で、僕は得意な方です。
(プランナーとか営業みたいな、いわばプレゼンのプロには当然敵わないですけど)

使い手のことを考える

開発内だけで使うツールであっても、その使いやすさや見やすさにはこだわって作っています。

今後の戦略

ここまでの内容を考慮して、今の自分がこれから生き残るために、以下のようなキャリアを考えています。

開拓者ではなく、舗装者になる

純粋なプログラミング能力だけを武器にしたキャリアでは、この先行き詰まる可能性が高いと見ています。

優秀な若手や、グローバル化による外国人プログラマーとの競争など。
いわば、トップのプロスポーツ選手のような戦い方になってしまいます。

なので、先頭に立って道を切り拓く役目は、より才能のある人に任せようと思います。

それよりも僕が向いているのは、彼らが使う開発環境の整備や、新しくプロジェクトに加入した人向けの資料整備、新人教育ではないかと思います。

先人が切り拓いた道は獣道のようなもので、多くの人にとって簡単に通れる道ではありません。
僕の使命は、その獣道を舗装して、誰もが歩ける道にすることです。

チーム全体を縁の下から支える役割というのは、どこの組織でも必要とされるのではないかと考えています。

依頼されるだけでなく、提案する

話し合いを通じて、相手が本当に望んでいることを引き出し、自分から解決策を提案できるようになれば、自分のペースで仕事を進めながら、評価や信用を得ることができます。

このような仕事は、経験の量や相手との信頼関係が重要になってくるので、若手やAIには簡単には取って代わられないものだと考えています。

他業界に応用できるスキルを身に付ける

業務効率化などに関するスキルは、ゲーム業界以外にも転用が効きやすいです。

このようなスキルを高めておけば、もし今後、ゲーム業界が廃れてしまっても、他の業界に移って生き残れる可能性が高まります。

英語の習得

英語のドキュメントを読める人は周りにもたくさんいますが、英語で会話したり、英語のスピーチを理解して要約できる人はまだそんなに多くない印象です。

これができるようになることで、英語が必要な場所でも生きられる可能性が高まります。

まとめ

以上、今僕が考えている生存戦略をまとめてみました。

思いつく限り書いたので、ちょっとまとまりに欠けるかも?

今後、更にキャリアを重ねていく中で見えてくるものや、洗練されていくものもあると思うので、また数年後に振り返ってみたいと思います。

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