【仕事】「怖いプログラマー」にならないために心がけていること

会社員プログラマーとして日々働く中で、自分なりに気をつけていること。

それは、怖がられないことです。

この記事では、

  • 怖がられることのデメリット
  • 怖がられないために心がけていること

について書いていきます。

会社の文化や立場によってそれぞれ考え方は異なるかと思いますので、こうした方が良いというよりは、こういう考え方の人がいるんだーくらいに思っていただければ。

目次

プログラマーって怖い?

職場の若手プランナーやデザイナーから出た不満の一つに、

プログラマーに話しかけるのが怖い

というのがありました。

プログラマーは最終行程を担う事が多いため、無茶な要求には責任を持って「No」と言わなければならない時もあります。

それは、将来の自分のスケジュールを守るためだけでなく、最終的には安定したリリースのために必要な事です。

しかし、その言い方や態度には十分に気をつけなければなりません。
ベテランになれば、尚更です。

僕は別に部下は抱えていないし、特に偉い立場でもないのですが、10年超えのプログラマーというのは、それだけで若手のプランナーやデザイナーを緊張させてしまうようです。

怖がられることのデメリット

あの人に話しかけるの怖いなぁ

と思われてしまうことには、多くのデメリットがあります。

バグの発見が遅れる

プランナーの作業中にバグが見つかるのはよくあることですが、担当プログラマーが怖いと、報告に行くことに恐れを感じさせてしまいます。

そんなこと関係なく報告するべきだよ!

と言うのは簡単ですが、一度抱いてしまった恐れと戦うことは、簡単ではありません。

結果、だいぶ後になってから発覚することになります。

手戻りのコストが上がる

怖いプログラマーに仕様書を持っていくプランナーは、「完璧な仕様書」を作ろうとします。

そもそもシステム的に実現が難しい仕様だったりした場合、せっかく時間をかけて用意した仕様を作り直す羽目になります。

ざっくり概要の段階で見せてもらうか、先に口頭で気軽に相談してもらえれば、早い段階で方向性を決め、手戻りのコストを減らせたかもしれません。

業務改善のチャンスを逃す

面倒な作業でも、プログラマーにツールを作ってもらえばサクッと解決できることもあります。

相談したいけど、なんか忙しそうだし……

と遠慮させてしまうと、せっかくの業務改善のチャンスを逃すことになります。

変えていくために

こうなってしまったのは、失敗を極端に恐れるチーム全体の雰囲気が大きいとも思いますが、残念ながら、僕の立場からいきなりチーム全体のルールを変えることはできません。

まずは自分が怖がられないプログラマーになること。

それで自分の周囲を変えて、
あの人みたいに振る舞いたいと思われたり、
周りのプログラマーにノウハウを共有したり、
上層部の信頼を得てから提案することが、
現実的な落とし所かなと思います。

心がけていること

前置きが長くなりましたが、具体的な心がけを紹介します。

権力を自覚する

自信を持てとか、俺たちは偉いんだぞーとか言いたいわけではありません。

例え新人であっても、プログラマーの発言は大きな影響を与えることを心得る必要があります。

自分の発言が相手を怖がらせるかもしれない。

まずは自覚することが、対策への第一歩となります。

手を止め、身体を向ける

話しかけられた時は、キーボードを打つ手を止め、身体ごと相手に向くようにしています。

こうすることで、あなたの話を聞きたいというメッセージを相手に伝え、相談の心理的なハードルを下げる事ができます。

ビジネスマナーの本で書かれている基本ですが、年を重ね、忙しくなってくるとつい疎かになりがちなので、改めて気をつけるようにしています。

「No」ではなく「Why」

プランナーが持ってきた仕様に対して、反射的に「No」と言うべきではありません。
相手は、頭から否定された気持ちになります。

まずは、相手がなぜその仕様を実現したいのかを確認します。

例えば、極端な例ですが

エネミーを1000体出したいです。

という仕様が来た時。

その仕様の意図が、
大勢の敵に囲まれてピンチな状況を演出したい
だったとするなら、
・モデルを1000体出せるようにする
ではなく、
・大勢のエネミーを描いたテクスチャを遠景に出す
・エネミーの鳴き声を多数再生する
といった提案ができるかもしれません。

「依頼者vs作業者」ではなく「協力者」

依頼者と作業者という関係は、時に対立を生んでしまいます。

僕は、自身が環境改善やツール開発をメインにしているのもありますが、
ユーザーの夢を叶えるのがゲームクリエイターで、そのゲームクリエイターの夢を叶えるのが僕の仕事だと思っています。

誰が作ったツールを使った人から「助かりました!」と言ってもらえることは、僕にとって至上の喜びです。

終わりに

以上、僕が心がけていることをまとめてみました。

チームが違えばそれぞれの考え方があるとは思いますが、少なくとも僕は今のチームにいる限り、この考えを貫いていきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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