どうもです、タドスケです。
前回の記事で、細かい音の動きの精度を改善するために、声帯を伸縮させる動きを重点的に取り入れると書きました。
そのための具体的な方法としてここ2週間ほど取り組んできたのが、リップロール&タングトリルによる音階練習です。
リップロール、タングトリルについては、以下のページが参考になります。
普通に声を出して音階練習をしようとすると、口の形や呼吸のほうに意識がいってしまい、声帯の動きに集中できないという問題がありました。
その点、リップロールとタングトリルなら口の形や呼気量が固定になるので、声帯の動き=音階だけに集中できます。
たった2週間ですがこの練習の効果は絶大で、細かい音程の精度が良くなったのを実感できました。特にサビ前の比較的弱めに歌う部分が安定しました。
違いがわかる音源を置いておきます。
A,Bメロの中音域について、6月版の方が声量を抑えていますが、音程に芯がある感じになっています。
また、音からは伝わりにくいですが、歌っている感覚としては6月の方が圧倒的に楽です。
「声を出している」というより、「普通の呼吸に声が乗って飛んでいく」ような感覚があります。
声量を抑えた分、表現のために意図的に音を揺らしたりするなど、細かい調整にも気が回せるようになりました。
いっぽう、サビの高音部分についてはまだまだかなと。
6月版ではミックスボイスを使うようにしましたが、安定感が足りず、ところどころかすれてしまったり、意図せず地声になってしまったりしています。
そこで次の課題を「ミックスボイスの安定化」に決めました。
具体的には、ミックス状態で綺麗な響きを維持したまま音程を上下させたり、母音(うおあいえ)を切り替えたりする練習を行います。
以上、現状報告でした!
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