【ゲームプログラマーFAQ】他の業界のプログラマーとの違いは?

どうもです。タドスケです。

現役ゲームプログラマーの僕がこれまでに学生さん・新人さんからいただいた質問をまとめるシリーズ。

他の業界のプログラマーとの違いは?

今回はこちらの質問に答えていきます!

回答内容は僕の個人的な見解です。
業界・会社を代表するものではありませんので、ご了承ください。
目次

全ての工程に携わる

一般的なソフトウェアの開発工程は以下のようになっています。

  1. 企画
  2. 要件定義
  3. 設計
  4. 実装
  5. テスト

他業界のSEだと、若手のうちはテストや開発(下流工程)のみを行い、ベテランになると要件定義や設計(上流工程)のみを行うケースも多いようです。

これに対してゲーム業界では、経験年数を問わず全ての工程に携わります。

企画段階にも介入が可能で、プログラマーが仕様を決めることすらあります。
(別記事で詳しく書く予定)

1年目などのごく経験の浅いうちは先輩が要件定義(プランナーとの仕様相談)を行ってくれますが、3年目になる頃には1人でプランナーと打ち合わせて実装内容を決めることになります。

逆にメインプログラマーになったとしても、実装作業がなくなることはありません。

テストについても専門のチェック部隊(QAチーム)はいるものの、まずは自分で一通り確認してから依頼するのが基本です。

ゴールが無い(動く)

ゲーム開発は仕様通りに作ってもそこがゴールではありません。

実際に遊んでみて「面白くない」となったら、一から作り直すこともザラにあります。

期間内に早く実装を終えたとしてもギリギリまで調整作業を行い、少しでも面白くしていくことが大事です。

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