奥さん、転職します!〜夫婦で取り組む、ワーママのキャリア戦略〜

どうもです、タドスケです。

先日、奥さんが今の会社での最後の仕事を終えました。

年明けからは別の会社での仕事が始まります。

今回の転職で奥さんはパートタイム→契約社員になり、
年収も大幅アップし、

作りたかったゲームが作れる!

と意気揚々。
大成功と言える結果になったのではないでしょうか。

しかし、この結果に至るまでは簡単な道のりではありませんでした。

転職活動も急に始めたものではなく、2年前に僕が育休を取る前から進めていた計画でした。

この記事では、
奥さんの転職を成功させるために、
これまで夫婦で話し合い、取り組んできたことをまとめます。

奥さんの産後のキャリアに不安のある方へ、一つの参考事例を提示できればと思います。

目次

前提条件

この計画を実行するにあたって、我が家の状況を先に提示しておきます。

業界、年齢、子どもの人数などによって取れる戦略は変わるかと思いますので、その辺はご了承くださいませ。

ゲーム業界

僕たちはゲーム業界内の同じ会社・チームで働いていました。

働き方改革で少しずつ変わりつつあるものの、
ゲーム業界はまだまだ残業が多く、男性社会で、残業のできる社員が評価されやすい傾向があります。

自分

  • 正社員(勤続10年ちょっと)
  • フルタイム→育休→時短
  • パートリーダー
  • 35歳

奥さん

  • 派遣社員→パートタイマー(合わせて勤続10年ちょっと)
  • フルタイム→産休育休→時短
  • パートリーダー
  • 35歳

子ども

  • 1人(2歳)
  • 保育園に登園中

理想の家庭像

僕らが目指す理想の家庭像は以下です。

2人で働き、2人で育てる

仕事と家事育児に明確なラインを引かず、どっちもできる状態を目指します。

僕の持病が悪化しても奥さんだけで家計を維持できるように、
奥さんの仕事が忙しくなっても僕だけで家庭を回せるようにします。

ゆとりある暮らし

健康、精神、経済、いずれにおいても特に困っていない状態を目指します。

親がご機嫌でいることが1番の育児法と考えています。

課題

世帯年収

現状でも不自由はしていませんが、理想であるゆとりある暮らしをするには、今よりも多くの収入が必要です。

奥さんの不当な待遇

奥さんは僕とほぼ同ランクの仕事をしているにも関わらず、その年収は僕よりもだいぶ低いものでした。

もっと声をあげれば違ったのかもしれませんが、
奥さんは「上げてくれないなら辞めます」と言えるような性分ではありませんでした。

今後も改善の見込みは薄く、30代半ばを迎えた今、時間をかけるほど転職のチャンスも狭まっていきます。

目標

世帯年収を上げるための最短ルートは
奥さんの年収アップ転職を成功させること
と狙いを定めました。

これから評価されるのを待つよりも、いま評価してくれる環境に身をおいた方が良いと考えたためです。

僕の年収を上げるという手もありますが、これ以上夫婦の年収差を広げるのは本意ではありません。

やったこと

奥さんの転職を成功させるために、2人でそれぞれ以下の行動を取りました。

奥さん

復帰後の実績作り

子どもはいるけど、しっかり成果は出します!

ということをアピールできるように、復帰後もパートリーダーの業務を頑張ってもらいました。

基本的には時短勤務でしたが、繁忙期には僕が早退して奥さんに残業してもらうこともありました。

転職先探し

転職エージェントを活用して転職先を探していましたが、
初めの頃はうまくいかないことも多かったようです。

エージェント曰く、

実績があっても、時短前提で社員待遇の求人は少ない

だそうで。

今より好条件の会社に受かるには、
フルタイム可
であることが最重要であるように感じました。

自分

奥さんが「フルタイム可と言える環境づくり

奥さんが「フルタイムできます!」と自信を持って言えるようにするためには、僕が

  • 時短になること
  • 家事育児を一人でこなせること

が必要です。

時短については、在職者が時短制度を利用する分には特に問題はありません。

僕の年収や評価は一時的に下がるものの、奥さんの転職成功による上昇幅に比べれば些細な問題です。

家事育児については育休で集中的に訓練できたこと、普段からお互いのフリーデイを設けてワンオペをこなしていたことから、奥さんからも十分な信頼が得られていました。

奥さんの説得

転職活動の初期、不採用の通知が届くたびに

やっぱり時短じゃ無理だよ……
このまま今の会社で頑張った方がいいのかな?

となる奥さんを説得し続けました。

時に険悪なムードになることもありましたが、

僕が時短になるから、そっちがフルタイムでいいよ

という話にまとまってからはスイスイ事が進み、内定を貰うに至りました。

まとめ

初めに家庭の方針を夫婦で話し合い、達成のためには奥さんの年収アップ転職がベストと判断しました。

次に奥さんの転職失敗事例をもとに、

子持ちでのキャリアアップ転職を成功させるためには、
実績のほかに「フルタイム可」が重要!

という仮説を立てました。

そして奥さんが「フルタイム可」になるための環境づくりを行うことで、
希望通りの転職を成功させることができました。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです!

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