どうもです、タドスケです。
前回の記事を上げてから1ヶ月が経ちました。
この一ヶ月間はアンザッツの4~6(裏声を使ったもの)にひたすら取り組んできました。
4~6はそれぞれ声を響かせる位置が異なり、大雑把に言うと
- 4:頭
- 5:前歯
- 6:後頭部
となります。
単なるロングトーンと違い、喉の特定の箇所に強く負荷がかかるため、特に5については初めのうちは喉がヒリヒリしました。
しかし練習を終えて翌日以降にまた同じ練習をすると、前回よりも明らかに声の出が良くなっている感触がありました。
そしてその感覚を1ヶ月間繰り返した結果、明らかに声質が変わりました。
その違いがわかる音源を nana にアップしています。
3月時点では裏声がまだあまり強く出せなかったので、地声との差をなくすために意図的に地声を控えめにしてバランスを取っています。
その影響で、少し声がこもりがちになってしまっていました。
しかし4月のほうではその差が少なくなり、地声をクリアに発声できるようになっています。
また高音部の発声に余裕が出てきたため、以前よりリズムや強弱にも意識を向けられるようになりました。
この一ヶ月の取り組みで確信したことがあります。
それは、ボイトレも一種の筋トレということです。
アンザッツで喉の特定の筋肉に集中的に負荷をかける練習を行う場合、長時間の練習はできません。
今の僕では10分も練習すると声が出にくくなり、練習が続けられなくなります。
逆に言えば、何時間でもできるような練習では負荷が足りないということです。
ボーカルスクールに通っていた時は漠然と何時間も歌を歌っているだけだったので、疲れた喉で無理やり歌うために変なクセがついてしまっていました。
筋トレも、ダラダラと何時間もやっても持久力は上がるかもですが、筋力アップの効果は得られません。
集中して負荷をかけ、栄養と休息をしっかり取って超回復させる。
少なくともこの一ヶ月間は、その繰り返しで成果を得られました。
現在の課題は、裏声の低い部分(E4~G4)の安定感かなと思っています。
それもそのはず。アンザッツ4~6は主に G4~C5 の音域で取り組んでいました。
そのため、今後はアンザッツ4~6を D4~F4 あたりの音域で重点的に練習してみようと思います。
以上、現状報告でした!
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