【ゲームレビュー】『桃太郎電鉄ワールド』 イベント過ぎれば毒となる?

どうもです、タドスケです。

少し前に発売された「桃太郎電鉄ワールド」をプレイしました。

桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~ (桃鉄ワールド) 公式サイト (konami.com)

桃太郎電鉄(以下、桃鉄)シリーズを買ったのは、セガサターンの「桃太郎道中記」以来のことです。

久しぶりに桃鉄をプレイして色々と感じるところがあったので、レビュー記事にまとめたいと思います。

目次

世界が舞台

これまでの桃鉄では日本国内(国外でもせいぜい樺太とかハワイとか)が舞台でしたが、今作では世界が舞台となります。

日本は東京、大阪、京都、札幌、那覇くらい。

他の国の駅も、小さな国だと首都だけだったりします。

駅の物件は国の特色を反映したものになっており、駅が目的地に選ばれた時には、国に関する豆知識も見られます。

個人的に世界地理は好きなので、色々な国に行った気分になれて楽しいです。

2Dキャラが可愛い

昔の桃鉄シリーズはさくまあきら氏の絵柄が定番でしたが、最近の桃鉄はかなりポップなデザインになっています。

メインキャラの桃太郎・夜叉姫たちだけでなく、目的地に到着した時に並んでいる地元住民にも様々なキャラがいます。

国によって構成が変わるので、目的地に到着するたびに 「どんな子がいるかな?」と楽しみになります。

カードが超強力

最近の桃鉄シリーズの傾向として、カードが非常に強いです。

特に今作では多くの進行系カードがタンク制(3回まで使用可能)になっており、満タンカードや「GS」マスで補充もできます。

さらに「~飛び」という名前の付いたカードの多くは、飛び先をいくつかの候補から選べるようになっており、気に入らなければキャンセルもできます。

独占ができる駅だけに飛べる「物件飛びカード」、カード売り場に飛べる「⭐︎飛びカード」あたりが特に強力で、これらのカードをいかに持ち続けるか?で、勝敗はほぼ決まってしまう印象です。

サイコロを複数個振れる「音速カード」なども、普通のカード駅でガンガン手に入るため、マップ上の距離(あと〇マス)はほとんど意味を成しません。

目的地に着いたと思ったら、次の番のキャラが「~飛びカードを」使い、さらにその次ターンでカードを使ってすぐに目的地に到着というような「目的地ラッシュ」が起きることもよくあります。

最下位の人の救済措置が多い

ボンビーにやられて多額の借金を背負ってしまっても、今作では割と簡単に立ち直れます。

カード売り場に行けば、借金をチャラにする徳政令カードが無料で手に入るし、目的地に到着すれば借金がゼロになります。

所持金をゼロにする攻撃カードやイベントも、借金状態ではむしろありがたい存在です。

上の項目で書いた強力なカードも、カード駅に行けば簡単に手に入ります。

手に入れたカードを使って目的地に入れれば、最下位ボーナスとして「⭐︎飛びカード」「超音速カード」のような強力なカードが手に入るため、そこからコンボを重ねて一気に復帰することもできます。

赤オニがやたら強い

僕は COM を入れてプレイしているのですが、今作は「赤オニ」がやたら強く感じます。

  • カードを補充しつつ連発してくる
  • 収益率やイベントを考慮して物件を買ってくる

桃鉄を始めて少し慣れてきた(まめオニでは物足りなくなってきた)プレイヤーが、まめオニから赤オニに変えたとたん、急にレベルが上がって勝てなくなるように思えます。

ゲーム内の表記では、まめオニ=初段、赤オニ=五段とありますが、なぜ間の三段キャラを用意しなかったのかが不思議です。

「初心者だと互角、カードの使い方や物件の買い方を工夫すれば余裕で勝てる」ような三段の COM がいれば、もう少し楽しめるんじゃないかと思います。

三段の行動パターンは、以下くらいがちょうど良さそうです。

  • サイコロは6まで出る
  • 妨害系カードは使わない
  • カード売り場では、手持ちのカードを売るが買わない
  • 物件は常に「まとめて買う」(収益率やイベントは考慮しない)
  • 貧乏神は積極的になすりつけには行かない

イベントが多い

プレイしていて感じるのは、やたらとイベントが多いなーということです。

赤マスに止まるたびにスリの銀次に怯え、ご当地精霊が出てくると楽しさよりも鬱陶しさの方が勝ってしまいました。

最近のゲームの特徴として、短時間でも面白さが伝えられることや、ゲーム実況映えすることが求められているので、そういう意味では時代に沿った調整と言えるのかもしれませんね…

演出が長い

今作の一番の不満点がこれ。

電車やメッセージはかなり速くできるので、基本的には速いテンポでゲームが進むはずなのですが、イベントに入ったとたんにテンポが悪くなります。

特に3Dキャラが動くようなシーンでは、モーションの間に不自然なウェイトが入り、必要以上に長く待たされます。

イベントの数が多いのも相まって、プレイ時間の多くがイベント待ちになってしまっています。

貧乏神が変身し過ぎ

ゲームにスパイスをもたらしてくれる、桃鉄といえばの貧乏神(ボンビー)ですが、今作では変身の頻度がやたら高いです。(体感 70% くらい?)

しかも変身後の行動は、先に挙げた3Dキャラの長〜〜いモーション待ちがついてきます。

世界旅行ボンビーやバラマキボンビーが出るたびに「早く終わって!」という気分になります。

総評:イベント過ぎれば毒となる

以上、桃鉄ワールドをプレイした感想をまとめました。

全体的にイベントが多く、パーティーゲームとして短時間で楽しめるように設計されている印象でした。

しかしゲームに慣れたプレイヤーにとっては、それらのイベントによるテンポの悪さがストレスに繋がってしまい、結果としてゲームの寿命を短くしてしまっているのではないでしょうか?

現に僕と奥さんは、30年プレイして「もういいや」となってしまいました。

友達が家に来た時に3年だけ、みたいな遊び方なら、ほどよく盛り上がれるかもしれません。

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