どうもです、タドスケです。

前回の記事を書いてからも、アッポッジョとソステーニョの感覚を強化するべく、あれこれ試行錯誤しています。
その中でいくつか、現時点で「こうかな?」と思ったことをまとめておきます。
吐くときは、下からの圧力を背中側に通す
前回の記事で、「肺の収縮で生まれた力が下方向に逃げていかないように、肛門を軽く締める」と書きました。
この肛門を締めたときに生まれる力は、肺が収縮して空いた隙間を埋めるように上がっていくわけですが、これまではどちらかといえばお腹(前)側に上げていました。
しかし色々と試した結果、お腹よりも背中側を通したほうが、身体の前側が緊張しにくいことがわかりました。
背中側を通しているとき、横隔膜の後ろ側の下、腎臓のあたりが上がっていく感覚があります:

ただしこのとき、腎臓を「上げよう」とすると、無意識に上半身で腎臓を迎えにいくような動きが生まれ、首に余計な緊張が生まれてしまうので注意が必要です。
「上げる」のではなく、「上がっていくためのルートを、背中側に空けておいてあげる」感覚が近いように思えます。
吸うときは背中側を広げる
息を吸うときも、これまではお腹が膨らむように吸っていました。
しかしこちらも、背中を広げるように吸ったほうが、喉もつられて後ろに広がり、そこから肺の収縮で息を吐き始める際に、喉の広がりが自然に保たれることに気が付きました。
その時のお腹の動きがどうなるかも観察してみたところ、背中の広がりに引っ張られるようにして、胴体に張り付くような動きになっていました。
イメージとしては、このイラストのような感じ:

ゴムバンドを引っ張っている方向が背中側で、ペットボトルは胴体。胴体に絡んでいる部分がお腹です。
お腹は凹ませているわけではなく、「背中側を広げた結果として、引き寄せられ、胴体に引っかかって止まっている」感じです。
プロの方の呼吸を見ているとお腹側も膨らんでいますが、それはお腹を膨らませているのではなく、吸気量が増えた結果、背中→お腹の順番に息が満たされていっているのではないかと思います。
背中を意識したことによる効果
この感覚を意識して呼吸・発声練習を繰り返した結果、喉を広げたまま高音部で声帯が自然に閉じ、力強い裏声が出せるようになりました。
その感覚のまま歌ったのがこちらの音源です:
https://nana-music.com/sounds/06eb286c
これまでは喉を絞るようにして頑張って出していた高音が、息とともにスコーンと突き抜ける感覚がありました。
とてもよい兆候だと思うので、今後もこの方向で練習を続けていきます!

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