どうもです。タドスケです。
仕事・学校生活・結婚生活で周囲の人とのコミュニケーションに悩むことはないでしょうか?
僕は日々悩んでいます😅
人間関係って難しいですよね。なぜなら絶対の正解がないから。
様々な本や体験から学びつつ、実践していくなかで自分なりの「型」を探していくことが大事なのかな、と思っています。
今回は、合気道を3年間習っている僕が、合気道の教えをコミュニケーションに生かす方法を紹介します。
武道とコミュニケーションって関係なくない?
っていうか真逆じゃない?
と思ったあなたに、ちょっと変わった視点をお届けできればと思います。
※ここで紹介する合気道の話は、僕が通っている道場の教えを元にしています。
道場によって考え方は様々なので、一例として考えていただければと思います。
相手とぶつからない、技の原理
合気道の技は「相手とぶつからないこと」を基本としています。
「ぶつからないこと」のわかりやすい例が手押し相撲です。
例:手押し相撲
手押し相撲とは、子どもがよくやる遊びです。
学校で一度はやったことがある人も多いのではないでしょうか。
手押し相撲の面白いところは、相手が自分より大きくても勝てる可能性があることです。
ぶつかり合うと力勝負になる
手押し相撲で単に押し合った場合は、力のぶつかり合いになります。
シンプルに重い方が圧倒的に有利です。
軽い方は単純にぶつかる以外の戦い方をしないといけません。
有効なのは「引く」という動作です。
ぶつかるフリをして引く
重い方から見て相手が押してこようとした場合、そのまま押せば勝てるので勢いよく押そうとします。
しかし押そうとしたタイミングで軽い方が手を引くとどうなるでしょう?
重い方は力のぶつかる場所が無くなってしまい、勢い余って前に倒れていきます。
これが合気道でいう「崩し」になります。
崩れた相手に対しては、放っておけばそのまま倒れるし、横からちょこっと小突いてやるだけで横に倒すこともできます。
達人の教え
合気道の先生や、Web上で達人たちの言葉を調べてみると、多くの場所で
究極の合気道とは、日常のコミュニケーションでも使えるもの。
と仰っている方がおられます。
合気道の達人は、自分を殺しに来た相手と仲良くなってしまうのだとか。
一般人にできる応用例
色々と書きましたが、やったことない人からしたら正直、
だからなんなのさ!
という感じですよね💦
そこで、僕なりに噛み砕いて日常のコミュニケーションに応用できる方法を考えてみました。
ぶつからない
相手の攻撃とは、殴る蹴るなどの暴行だけの話ではありません。
あなたを非難したり、否定的な意見を投げかけたりすることも攻撃です。
ここで感情的に反応すると「ぶつかり合い」になります。
攻撃の感情に攻撃で返してはいけません。
相手の立場が強ければ言い負かされたり、弱ければ傷つけたりしてしまうかもしれないからです。
同様に不満をこぼしている人に対して
それはあなたが良くないよ!
そんなん知らないよ!
と言うことも、相手とぶつかり合うことになります。
受け入れる
大事なのは、相手の攻撃的な気持ちにぶつかるのではなく、いったんは受け入れることです。
否定的な意見を言ってきた相手に対して
ご意見ありがとうございます!
不満をこぼしている相手に
それは大変でしたね。
という感じで相手の意見を尊重したり、共感したりします。
本当にそう思えない時でもフリをします。
逸らす
受け止めたままでいると、矢継ぎ早に次の攻撃を受けて、自分が傷つくだけで終わってしまうかもしれません。
次にやることは、相手の攻撃の向きを逸らしてやることです。
たとえば何か自分のやり方を否定されたときは、意見を聞き入れるフリをして実際は違うやり方で上手くやってしまう。
不満をこぼす相手については、こういうところも大変なんじゃない?という感じで少しずつ話を逸らしてしまう。
上手くいくと、相手が勝手に自己解決してくれることもあります。
求める結果
このように、
相手が自分の話したいことを話しつつも、気がついたらこちらの思い通りの方向で話がまとまっている。
という状態に持っていくことが理想なのではないかと思います。
僕はこの考えに基づき、まずいったん受け入れることを意識してみた結果、人と衝突する機会は減ったように思います。
ただ、まだスルーするのがせいぜいなので、逸らしかたの技を磨いて、相手を満足させる返しができるようになりたいと思います。
まとめ
以上、合気道の技の原理をコミュニケーションに生かす方法を紹介しました。
合気道そのものはとても奥が深く、一朝一夕で身につくものではありません。
僕も3年間やってきましたが、未だにわからないことだらけです。
しかし合気道の考え方については、知って今日から知って実践できることもあります。
この記事の内容が、あなたの日々のコミュニケーションの場において参考になれば幸いです。
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