どうもです、タドスケです。
先日購入した DAW 『Cubase 12 Artist』を使って、さっそく一曲仕上げてみました。
完成後の Cubase の画面はこんな感じ。
まだ使いこなせていない機能もたくさんありますが、ここまでの耳コピ作業で役に立った Cubase の機能を紹介します。
標準音源『HALion Sonic』
Sonar を利用していた時は、『Cakewalk-TTS』という音源をメインで使っていました。
Cubase での Cakewalk-TTS にあたるのが、『HALion Sonic』です。
今回の音源作成にあたっては、この HALion Sonic だけで全トラックを作りました。
音質もさることながら、特に感動したのがギターのキースイッチ機能です。
HALion Sonic で『Solid Guitar VX』などの音源を選択すると、鍵盤の左側に黄色の領域が現れます。これがキースイッチです。
画像では、「D#0」という高さの音に「ミュートスイッチ」が割り当てられています。
これを使って打ち込んだエレキギターのフレーズがこちら。
ミュート奏法で鳴らしてほしい音に対して「D#0」を一緒に置くだけで、自動でミュート奏法で演奏してくれます。
今回の曲ではサビのエレキギターでミュート奏法をたくさん使っているので、ぜひ耳を傾けていただければと思います!
コードトラック
ギターやピアノの打ち込みで重宝したのが「コードトラック」機能です。
今回の曲はネットでコード進行が公開されていたので、それを参考にコードを入力していきます。
耳コピする際には「埋もれてしまって正確に聞き取れない音」というのがどうしても出てきてしまいます。
そんなとき、入力しておいたコードをサッと確認してコードから外れない音を補ってやると、いい感じの仕上がりになります。
今回は試していませんが、コードトラックの内容をそのまま指定した楽器で鳴らす機能もあるようなので、細かいフレージングをせずにただコードをかき鳴らすだけで良い場合には便利そうです。
[Ctrl+D] による「複製」操作
ドラムやコード弾きなどのパターンを打ち込んでいると、同じフレーズをコピーしたい時が頻繁にあります。
Sonar を使っていた時には [Ctrl+ドラッグ] でコピーしていたのですが、Cubase では [Ctrl+D] で選択内容を続きの場所にコピー&ペーストしてくれます。
ドラムのフレーズをメロ分(8小節)繰り返したい場合に、[Ctrl+D] を連打してドバーっと入力できるのは爽快感すらあります。
Cubase は高機能かつ直感的な DAW!
以上、耳コピで役に立った Cubase の機能についてまとめました。
Cubase は初めて触りましたが、マニュアルをさほど読み込まなくても「たぶんこんな感じ」で何となく操作できてしまうあたり、よく練られた UI だなぁと思いました。
まだまだ使いだしたばかりなので、今後も便利そうな機能があればガンガン活用して、耳コピ作成のスピードを上げられればと思います。
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