どうもです、タドスケです。
こちらの記事で「音楽活動、特に歌をやる」ということを書きました。
今後のトレーニングをどうやっていくのか、計画を立ててみたので、記事にまとめたいと思います。
合わなかったボーカルスクール
歌については、(もう6年ほど前になりますが)ボーカルスクールに通っていたことがあります。
ボーカルスクールという名前の通り、このスクールでは「歌を上手に歌う方法」を中心に指導されました。
お気に入りの曲を選んで実際に歌い、「ここの表現はもっとこうした方が良い」と言われ、歌い直し、その繰り返しです。
「カラオケが上手くなりたい」「ライブでカッコよく決めたい」という人にとっては、それでも問題ないでしょう。
しかし僕が本当に教わりたかったのは、「理論に基づいた、どんな歌にも対応できる基礎力を手に入れるためのトレーニング法」だったのです。
例えるならサッカーが上手くなりたい人にボールの上手な蹴り方を教えるのではなく、疲れにくい走り方やフィジカルトレーニングのやり方を教えるようなものです。
必要なのは、思い通りに身体をコントロールする方法?
僕の考えはタレントの武井壮さんが提唱する「パーフェクトボディコントロール理論」と同じで、
- まずは思い通りに身体をコントロールできるようになる
- そのために必要な神経と筋力の強化を行う
- あとは歌いたい歌の方向性に合わせて調整していく
というものです。
逆に言えば、思い通りに動かない身体を使ってプロの歌手の真似をしようとしたところで、喉を痛めたり、変なクセがついてしまったりするだけだと思うのです。
さらに、トレーニング方法は科学的な根拠に基づくものであってほしいと思います。
筋トレにおいても、今どこの筋肉にどんな刺激を入れているかを意識するのとしないのとでは、トレーニングの効果が段違いです。
ボイストレーナーの方には、
喉の構造はこうなっていて、この声質はこの筋肉がこう働いた結果出るものだから、こんなトレーニングをするといいよ。
という説明を期待しましたが、実際には「もっと洋楽を聴き込んで表現を勉強しなさい」というようなことばかりを言われたため、
ここでは僕の期待している指導は受けられない…
と判断し、スクールを辞めました。
ベルカント唱法との出会い
そうこうしているうちに結婚・出産で音楽活動を中止して6年。
再開するにあたって最新のボイトレ情報を探していたところ、以下の本に出会いました。
この本には、まさしく僕が必要としていた「医学的根拠に基づく体系的なトレーニング理論」が書かれており、「これだ!」と思いました。
トレーニングの流れ
著者の紹介するボイトレ方法(ベルカント唱法)では、以下の流れでトレーニングを行っていきます。(難解な用語が多かったので言い換えています)
- 綺麗な地声/裏声を出せるようにする
- 地声/裏声の綺麗さを保ったまま強く出せるようにする
- 発声に必要な各筋肉を狙ってアプローチするトレーニング(アンザッツ)を行う
- ミックスボイスのトレーニング(メッサ・ディ・ヴォーチェ)を行う
- 裏声の音域を下に広げるトレーニング(オクターブダウン)を行う
- 地声/裏声の境界付近の「声の出しにくさ」がなくなり、スムーズに繋がるようになる
- 頭の中でイメージした通りの声が出せるようになる
自分の現状と課題
これまでのボイトレの成果もあり、そこそこ声量のある裏声は出せるようになっているかと思います。
しかし裏声の音域はまだ狭く、地声の上限にギリギリ被るくらい。
歌の中で地声/裏声を切り替えようとすると、うまくいかないことが多いです。
上記トレーニングの流れに沿うなら、まずは
2.裏声の綺麗さを保ったまま強く出せるようにする
を、より広い音域でできるようにする必要がありそうです。
今後のトレーニング計画
現在は、裏声の高さ G4(ソ) から始めて、綺麗なまま強く出せるようになったら隣の音、という感じで毎日発声練習を行っています。
まずは下に行って D4(レ)あたりまで出せるようになったら、次は上に行って C5(ド)あたりまでやります。
それができたら次はアンザッツに取り組む予定です。
また、トレーニングの節目に nana への歌の投稿も再開したいと思います。
少しずつ上達していくさまを楽しんでいただけるように、がんばります💪
ボイトレのサポートグッズ
ボイトレは基本的に自宅でやっていますが、大きな声を出すと近所迷惑になってしまうため、以下のグッズを使っています。
建物内の反響をかなり抑えられるので、今の自分の声量ならこれで十分そうです。
それでも家の中には聞こえてしまうので、奥さんがリーモとワークをしている時間帯は避けていますがw
以上、ボイトレ計画まとめでした!
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