どうもです、タドスケです。
ここ一週間ほど、『ぼくらのキングダム 時食む果実といにしえの魔物』というゲームをプレイしていました。
7時間ほどでメインキャラでクリア。
良い点も改善点も色々と見つかったので、記事にまとめておきます。
このレビュー記事の内容は多少のネタバレを含みます。
未プレイの方は、プレイ後に読まれることをオススメします。
良い点
キャラクターが可愛い
このゲームを初めてニンテンドーeショップで見かけたとき、「キャラクターデザイン」の良さに惹かれました。
ゲーム中のドット絵もバリエーション豊富で、ウィザードの女の子のスキップしながら歩くモーションにはこだわりを感じました。
アクションパートの操作性
本作のアクションパートは2D横スクロールアクションで、プレイしていると絶妙な操作性の良さを感じました。
ボタンを押したときの動き出し・止まるときの慣性の効きかた、攻撃時の音・エフェクト・ヒットストップなど、アクションゲームとして最も大切な「操作していて気持ちいい感じ」が丁寧に作られています。
開発者はロックマン好きなのかな?と思って会社の情報を調べてみたら……
好きもなにも、『ロックマンゼロ』などを作っている会社だったんですね。
本作にも、それらの開発のノウハウが活かされているように思えました。
ターンを意識したバトルの立ち回り
ボスからザコに至るまで、本作の敵キャラにはわかりやすい「ターン」が設定されています。
予備動作を見てから適切にガード・回避し、動作後のスキに攻撃を叩き込む……
モンスターハンターシリーズのような、攻守の切り替えがテンポよく行われます。
慣れてくるとジャストガードからのカウンターをキめたり、回避で後ろに回り込んでずっと攻撃し続けるようなこともでき、「うまくプレイできている感覚」が味わえます。
改善できそうな点
シミュレーションパートだけではクリアできない
本作最大の不満点がこれです。
僕がこのゲームを買おうと思った理由はキャラクターデザインだけでなく、製品の説明欄にあった「片方のパートを極めることでもゲームクリアへと繋がります」というコンセプトでした。
しかし実際にクリアまでプレイしてみた感想として、この説明は少々「言い過ぎ」かなと思いました。
シミュレーションパートでは建造物を追加していくことでキャラクターの能力値を強化できるシステムになっていますが、能力値の補正は割合(%)になっています。
たとえ建造物を強化しても、キャラクターのレベルが低い状態では大して強くはなれません。
また、建造物を追加・改装するためには素材が必要になり、素材を集めるためにはアクションパートの攻略が必須になります。
コンセプトの通りにするなら、建造物から定期的に収入や素材が手に入るなど、「アクションパートをプレイしなくても同等の報酬が得られるシステム」を用意するべきだったと思います。
フィールドパートの必要性
ミッションを受注して冒険に出るとフィールドから始まります。
そこからミッションで指定されているダンジョンに向かいつつ、道中のザコ敵と戦闘したりランダムで配置される宝箱から強化アイテムを手に入れたりできます。
このフィールドパートについては、正直そこまで必要性を感じられませんでした。
ミッションと関係なくフィールドに「フリー探索」に出て、そこで鉱石などの建造物に必要な素材を「採取」できるようにすれば、「バトルをしなくてもクリアに繋がる」というコンセプトを後押しできたかもしれません。
イベントのボリューム不足
本作のイベントは、メインストーリーを含めてもかなり少なめです。
特に「日常イベント」と呼べるものは、たまに城下町で起きるミッション受注イベントくらい。
街の人々のキャラデザインも可愛いので、彼ら/彼女らとの交流シーンをもっと見たかったです。
「武器屋を建てると、そこで緊急ミッションが発生し、クリアすると建設用のレア素材がもらえる」というようなイベントがあると、バトルパート攻略にも繋がる要素にできたと思います。
参考になる作品
「バトル以外のパートを極めることでもゲームクリアに繋がる」というコンセプトについて、特によくできていると思うのが『龍の国 ルーンファクトリー』です。
この作品には「生活スキル」というものがあり、「野菜を育てて、ごはんを食べて、温泉に入って、人と話して、夜は早く寝る」という生活をするだけで主人公の能力がモリモリ上がります。
里に施設を建てていくことでも能力値が上がり、それらは割合ではなく固定値(攻撃力+50 など)なので、レベルアップの上昇量を上回ることもあります。
本作とは値段が倍以上違うので単純な比較はできませんが、今よりも取り入れられるポイントはあったと思います。
総評
以上、『ぼくらのキングダム 時食む果実といにしえの魔物』のレビューを書きました。
アクションの手触りの良さ、ターンを意識した立ち回りなど、アクションゲームとしての基本部分は丁寧に作られていました。
しかし「片方のパートを極めることでもゲームクリアへと繋がります」というコンセプトについては、改善の余地があるように思えました。

この記事が参考になれば幸いです。









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