どうもです、タドスケです。
昨日仕事で凡ミスをしました。
直後は落ち込みましたが、その中で立てたある「問い」をきっかけにたくさんのアイデアがあふれてきて、今度はワクワクして眠れなくなるという体験をしました。
この経験から学んだことを記事にまとめます。
経緯
現在、社内で導入を検討している新しいツールの検証を僕のチームで進めています。
ツールの設定でうまくいかない部分がでてきて、AI に聞いてもネットを調べても分からず、2日ほど試行錯誤してようやくうまくいきました。
嬉々としてそのことをチームに報告したら、実は既に他の人がやっていて、社内 wiki 上にマニュアルがあったことを知りました。
普段から若手エンジニアに

少し調べてみて、わからなかったらすぐに人に聞こうね
と教えている自分なのに、どの口が言うか! という感じですよね…💦
最初に詰まった段階で、どうして他の人に聞けなかったのか? どうして社内 wiki 上を探してみようと思えなかったのか。
普段の自分ではありえない失敗に、とても落ち込みました。
生まれる問い
この問題の一般的な解決方法は
- 詰まったらすぐに人に聞く
- 社内 wiki も検索対象に含める
という「じぶんルール」を設けるものですが、上でも書いている通り、それらは日ごろから気を付けてきたつもりです。
本当の問題は、いつもできていたはずのそのルールに「気付けなかった」ことです。
最近の Claude Code ブームによる睡眠不足で、注意力が散漫になっていたのかもしれません。
ちゃんと寝て体調を整えておくのは当然として、



少しくらい体調が悪くてもミスが起きないように、仕組みで解決できないか?
という問いが自分の中に生まれました。
「仕組みで解決する」という考え方自体は以前から心がけており、記事にも書いています。


訪れる閃き
会社からの帰り道や帰宅後に子どもと過ごしている時にも、僕の脳内はずっとその問いでモヤモヤしていました。
その後で子どもを寝かしつけるために布団に入り、しばらく経ったとき……
💡ふと解決のアイデアが浮かびました💡
手元にあったスマホで Notion を開き、すかさずメモ。
さらにアイデアを AI と壁打ちしていると、関連して次から次へとアイデアが湧いてきます。
落ち込んでいた気持ちはいつの間にか消え、



このアイデアを早く試したい!
というワクワクで満たされていました。
学んだこと
後から思い出したことですが、この現象は科学的にも証明されていて、脳のデフォルトモードネットワークが関連していると言われています。


当時は落ち込んでいた最中で、意識してやる余裕なんてなかったのですが、たまたま実践できていたと言えます。
この経験から、
日常生活で何かに失敗したとき、
ただ自分を責めたり落ち込んで終わるのではなく、
「仕組みで解決できないか?」という問いを自分に投げかけておく
というのはとても有益な習慣なのではないかと思いました。
問いが言語化され無意識に植え付けられることにより、その時は思い付かなくても、入浴中や布団の中でふと閃くことがあります。
僕は今回の経験で「失敗は成長のチャンス」というありきたりな言葉が、ただの「きれいごと」ではなく、「じぶんごと」になったように思えました。
特に今の時代はAIがあるので、ちょっとした閃きがあれば、その実現はAIが助けてくれます。
今後も何か失敗したときには、「仕組みで解決できないか?」と考えるクセを持ち続けたいと思います。
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