野菜を切るプログラムとゲームプログラムは何が違うのでしょうか?
大ざっぱに言えば、ゲームプログラムには
- 終わらない
- 操作できる
という特徴があります。
野菜を切るプログラムを作る場合、もし包丁をしまい忘れてしまったとしても、プログラムが終われば消えるので、特に問題にはなりません。
しかしゲームの場合、プレイヤーキャラクターを消し忘れたままタイトルに戻ると、タイトル画面にプレイヤーが出てしまいます。
もしかしたら、残ったプレイヤーがタイトル画面にはいない敵キャラを探そうとして、プログラムがおかしくなってしまうかもしれません。
ゲームプログラムでは、普段のプログラム以上に「いらない物を片付ける」「何を出しっぱなしにしておくべきか」ということを考える必要があります。
ゲームは途中で操作できます。
(見ているだけのムービーシーンなど、一部例外もあります)
プレイヤーキャラクターが歩いている時、
- ジャンプボタンを押す→ジャンプする
- 攻撃ボタンを押す→近くの敵を攻撃する
- メニューから「タイトルに戻る」を選ぶ→タイトルに戻る
というようにゲーム途中に操作をすることで、プログラムに割り込むことができます。
歩きアニメーションの途中でジャンプをした場合、歩きアニメーションを途中でやめてジャンプアニメーションに切り替えないといけません。
キャラクターがジャンプしているのに、歩きアニメーションになっていたらおかしいですよね?
ゲームプログラムを作る際には、いつでも「途中で割り込まれるかも?」と考えてプログラムを作る必要があります。
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