科学から学ぶ体調管理術〜風邪の5段階法〜

どうもです、タドスケです。

2週間前にひいた風邪がようやく治ってきました。

子どもが生まれてから、よく風邪をひきます。

気をつけてはいるのですが、やはり子どもからうつされる風邪を完全に防ぐのは難しいです。

そこでふと思ったこと。

風邪を防ぐのは難しくても、せめて症状をコントロールすることはできないかな?

この記事では、科学の5段階法という思考法を利用して、自分の風邪の症状をコントロールするためにあれこれ試行錯誤した結果をまとめます。

目次

科学の5段階法とは?

科学の5段階法とは、

  • 観察
  • 推論
  • 仮説
  • 検証
  • 考察

からなる思考法です。

「科学」と名は付いていますが、幅広く応用が利きそうな思考法です。

そこで、この思考法に当てはめて風邪の症状の改善を試みたいと思います。

観察

風邪の症状の経過と、前後で取った行動を観察します。

1日だけではわからないので、風邪を引くたびに記録をつけるようにします。

記録にはリズムケアというアプリを使っていました。

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先日に実際に記録した画面がこちらです。

推論

データが集まってきたら、共通点がないかを探します。

風邪の症状に一定のパターンがないか(喉→鼻水→咳など)、悪化する前にいつも取っている行動がないか、などです。

僕の場合は以下のようになりました。

  • プチ断食 or 糖質制限中に筋トレをすると、体温が上がりにくくなる?
  • 体温の上がりにくさを感じた次の日に鼻の奥の炎症感が来ると、ほぼ確実に悪化する?
  • 炎症感を覚えた日に通常通り仕事をすると、翌日に悪化しやすい?

仮説

推論した内容から、改善に向けた仮説を立てます。

この時に重要なのは、間違っていてもいいから取り敢えず立ててみるというスタンスです。

科学でも自分の体調でも、全ての情報を得ることは不可能です。

そんな中では「この仮説は間違っていた」という結果も貴重な手がかりになります。

僕の場合は以下の仮説を立てました。

  • 筋トレ後に糖質をしっかり摂り、意識的に身体を温めるようにすれば風邪をひきにくくなるのでは?
  • 朝に鼻の奥の炎症感を覚えたら、思い切って休んでしまった方が回復が早くなるのでは?

検証

立てた仮説に従って検証を進めます。

この時に重要なのは、一つずつ進めることです。

複数の項目をいっぺんに検証してしまうと、たとえ良い結果が得られたとしても「どれが原因だったのか」を特定するのが難しくなります。

僕の場合は以下のような検証を行いました。

  • 筋トレをした日〜筋肉痛が続いている間はプチ断食や糖質制限をしないようにしてみる
  • 鼻の奥の炎症感を覚えたらその日は休み、意識的に身体を温める

考察

検証結果から原因を探ります。

僕の場合は以下のような感じです。

  • 筋トレ後に栄養をしっかり摂り、身体を温めれば、風邪に発展する確率が減った→筋トレ後の栄養と体温は特に重要
  • 本格的に風邪の症状が出始めてから休むよりも、回復が早くなった→体温の上がりにくさを感じた段階では不確定なので、確定後のタイミングとしては最適

まとめ

以上、科学の5段階法を利用して風邪の症状をコントロールできないかを試してみました。

これまでは、なんとなく風邪をひいて、なんとなく対策して、なんとなく治っていました。

しかし、今回改めて症状や行動を見つめ直すことで、全くの未知に思えた自分の風邪に対して少しだけ理解が深まりました。

今後もこのサイクルを繰り返し、コントロールの精度を上げていければと思います。

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