どうもです、タドスケです。
先日、「#Vtuber失踪案件」というゲームをプレイしました。

この手のゲームジャンルのことを「ARG」と呼ぶそうで。
僕は本作で初めて ARG に触れたのですが、とても自分好みのジャンルだなと感じました。
この記事では、「#Vtuber失踪案件」をプレイして僕が感じた面白さを記事にまとめたいと思います。
現実との境界をあいまいにするゲーム体験
本作は間違いなく「ゲーム」なのですが、一般的にイメージするゲームとはだいぶ毛色が異なります。
ゲーム機を起動するのでもブラウザ上にゲーム画面が表示されるのでもなく、URL としてアクセス可能な、一見すると普通の Web サイトです。

プレイヤーはこの Web サイト上から「違和感」を見つけ、それをもとにサイト内検索を行うことで隠されたページを見つけ出し、真実に迫っていきます。
ゲームをプレイしている様子を他の人が見たら、ただ調べ物をしているようにしか見えないと思います。
プレイしている側も、ゲームと現実の境界があいまいになってくる感覚がありました。
ARG =「Alternate Reality Game(代替現実ゲーム)」と呼ばれる理由が分かる気がします。
進捗がわかりやすい
ゲームで使う Web サイトの右下には 8/125 のような数字が書いてあり、これがゲームの進行度を表します。
125 まで行けばクリアで、数字が大きくなるほどクリアに近付きます。
最近のゲームでは…
- ラスボスを倒したと思ったらさらに強いボスが控えていた
- クリアしたと思ったら2周目が始まった
ということがよくあり、「あとどれくらい続くんだ…」という気持ちになることがあります。
その点本作は 125=クリア と明快なので、そのような気持ちになることはありませんでした。
隠されたものを覗きたくなる「情報ギャップ理論」
人間には「自分が知っていること」と「まだ知らないこと」の間にギャップがあると埋めたくなる性質があり、このことを「情報ギャップ理論」と呼びます。

また、「 隠されたものを覗き見る」という行為は、現実では問題になるので誰もが理性でフタをしていますが、本作はゲームなので存分に好奇心を発揮できます。
「あと一回」が止まらない「スモールステップ」
日々の仕事や学習のモチベーションを保つための鉄則は「1ステップを小さくする」ことです。
これはゲームにおいても同様で、セーブポイントのないダンジョンを攻略するのは気合がいりますが、数分で回せるクエストであればついつい手が出てしまうものです。
本作における「1ステップ」は、「検索ボックスに文字列を入れて検索ボタンを押す」という数秒で終わるものです。
その結果として何も出ないこともあれば、隠されたページが出てくることもある…この「出るかもしれない」という期待感がドーパミン(楽しさ)を強烈に生み出します。
早く続きがやりたい「ツァイガルニク効果」
「未完了のタスクは完了したものよりも記憶に残りやすい」という心理効果のことを「ツァイガルニク効果」と呼びます。
仕事においては、「タスクをあえてやりかけにしておくことで、脳が無意識下で続きを考えてくれるのを利用する」というテクニックもあるくらいです。
本作はクリアするまでの間、常に「やりかけ」の状態になるので、どこでゲームを離れてもつい続きのことを考えてしまいます。
シンプルさの中に詰まった「面白さ」の本質
以上、「Vtuber失踪案件」をプレイして感じた「面白さ」について、僕なりの分析をまとめてみました。
音も動きもないシンプルな画面ですが、人間の心理をうまく突いていて、よくできたゲームだと感心しました。
他にもたくさんの「ARG」が公開されているようなので、そちらもプレイしてみたいと思います✨️

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