【ゲームレビュー】『無双アビス』 Switch でこそプレイしたい!無双シリーズの新機軸

どうもです、タドスケです。

無双オリジンとモンハンワイルズで盛り上がるゲーム界隈のスキマにひっそりと出ている「無双アビス」という隠れた名作をご存知でしょうか?

何となく買ってクリアまでプレイしてみたら大当たりだったので、記事にまとめたいと思います。

僕が今回プレイしたのは Switch 版です。PS/Xbox/Steam 版も出ていますが、僕は敢えて Switch 版を推したいと思います。その理由はのちほど。

目次

一言で言うと?

本作をプレイした感想を一言で言うなら…

「ローグライト×無双」と聞いて期待するものが全て入っている

です。

ここがグッド!

プレイして特に良いと思ったポイントをまとめます。

スキマ時間にプレイしやすい

これまでの無双シリーズは、1ステージに10分以上かかることも珍しくありませんでした。

しかし今作は1ステージ3分以内でクリアできるので、スマホゲームのような感覚に近いです。

それでいてスマホよりも多彩なアクション操作ができ、スタミナのようなプレイ制限もありません。

育児の都合により自宅で長時間ゲームをプレイするのが難しい僕にとっては、毎日の通勤電車内でプレイするのにうってつけのゲームです。

Switch でもカクつかない、本格無双アクション!

以前に『戦国無双5』を Switch版でプレイした際には、グラフィックの粗さや動きのカクカクが気になってまともに遊べず、PS4 で買わなかったことを後悔しました。

しかし今作は元々キャラが小さいので、グラフィックの粗さはそこまで目立ちません(プレイしているうちに気にならなくなる)

フレームレートは低いものの、処理落ちで操作がカクつくようなことは一切なく、Switch でも快適なプレイが楽しめます。

ド派手な演出

今作には様々な育成要素があり、どれも変化を実感できるものになっています。

攻撃力を上げれば敵が溶けていき、攻撃範囲を上げれば画面いっぱいに斬撃が広がり、属性を強化すればエフェクトがモリモリ出ます。

終盤になって敵の数が増えた状態で一斉召喚を発動すると、画面がエフェクトだらけで何をしているかわからないほどです。

この「ステージが進むごとに徐々にインフレしていく感じ」が、単調になりがちな周回を飽きにくくさせています。

豊富な選択肢

ステージごとに得られる報酬やイベントの多くは、複数の選択肢から選ぶようになっています。

操作キャラに加えて、これまで手に入れてきたキャラ・印・宝のブースト効果などを考慮して、「今回はこれでいこう」と考えるのが楽しいです。

一見弱そうな操作キャラが組み合わせ次第で化けることもあり、色々なプレイスタイルを試したくなります。

改善できそうなポイント

今作にはとても満足していますが、あえて改善点を挙げるとしたら以下の点です。

障壁破りが面倒

ボスと名前付きのザコ敵には「障壁」が付いていて、まずは障壁を破壊しないとダメージを与えられず、攻撃しても吹き飛ばないようになっています。

特にボスキャラの障壁はかなり硬く、壊すのに一苦労。

せっかく壊しても、少しすると起き上がって障壁が復活してしまうので、また障壁を削って…という流れになります。

障壁を考慮した駆け引きよりは、面倒くささが勝ってしまっている印象でした。

普段からダメージ自体は通るようにしておいて、障壁を壊すとダウンして大ダメージを与えられるような、「プラス」方向の仕様にしても良かったのではないでしょうか。

ステージに入った時のランダムイベント

ゲームに変化をもらたしてくれるランダムイベント。

要素としては良いのですが、全体的に演出が長く、ゲームのテンポを損なっているように思えました。

プラスになるはずのイベントでも、連続で出ると「邪魔」に感じることも。

もう少しウェイト時間を減らしてサクサク進めるようになると良いのになぁと思います。

無双シリーズの新たな可能性

以上、『無双アビス』のレビューでした。

最新ハードの性能にモノを言わせた作品も良いけど、個人的にはこういう小粒な作品もアリだと思いました。

今後の無双シリーズも楽しみです。

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