どうもです、タドスケです。
前回の記事を書いてから2週間ちょっと。
英語学習を続けるなかで、自分に合った学習方法を見つけました。
それは「自分が普段好きで歌っている邦楽の英語バージョンを歌って nana で公開する」ことです。
英語バージョンの歌とは?
ここであえて「洋楽」ではなく「英語バージョンの歌」と書いたのにはワケがあります。
それは、純粋な「洋楽」では、僕自身のモチベーションが上がらず、学習効率が落ちるからです。
本当に好みだけの問題なので、洋楽が好きな人は全部無視してもらっていいのですが、僕は90年代邦楽やアニソンで育ってきた世代なので、洋楽のメロディがどうにも合わないのです…
しかし「洋楽を利用した発音練習が効果的だよ」という話は聞いていたので、どうにかしてそのメリットを享受できないかと考えていたところ、 nana でフレンドさんがこんな音源を上げているのを見つけました。
僕の大好きな「ロビンソン/スピッツ」の英語バージョンです。
この音源を聴いて「僕も歌ってみたい!!」とワクワクしました。
さっそく歌ってみた
音源に英語の歌詞がついていたので、さっそく歌詞を見ながら歌ってみました。
すると、発音の難しいこと難しいこと…
普通に読んだとおり歌おうとすると、どうやってもメロディに対して歌詞の音数が余りまくります。
ちゃんと歌おうとすると、単語同士の繋がる部分や弱く発音する部分を正確に再現しないといけません。
それでもどうにか練習して歌い切ったのが以下の音源です。
これが上手いのかどうかはさておき、実際に歌ってみたところ、
これは英語学習にいいかも!
という手ごたえがありました。
歌は発音の練習に最適
上でも書いた「単語同士の繋がる部分」は、正しくは「リンキング」といいます。
リンキングは、普通に練習しているだけだとなかなか身に付きません。
初心者用のリスニング教材は、聞き取りやすさのためかリンキングを使っていないですし、リンキングを使わなくてもオンライン英会話では普通に会話ができます。
(講師の方も、たぶん意図的に使っていないんだと思います)
しかし英語の歌を歌う場合、メロディに合わせてリズミカルに歌うために、リンキングを強制されることになります。
例えば『アイドル/YOASOBI』の英語バージョンの場合。
冒頭の「Couldn’t beat her smile, it stirred up all the media」という歌詞は、読んだまま普通に発音しようとすると圧倒的に収まりません。
実際には「くーどぅん、びーたー、すまいり、すだーだっぽーざ、めでぃあ」って感じで発音する必要があります。
これにより、「子音の次の h は省略される」などのリンキングの法則が自然と身に付きます。
「英語を文字ではなく音で覚える習慣が身に付く」と言い換えてもよいと思います。
日本語の歌でやるメリット
純粋な洋楽で練習するのに比べて、元が日本語の曲で練習するメリットは以下です。
- 好きな歌なのでモチベーションが上がる
- 日本語の歌詞のイメージが既にできあがっている
好きな歌なのでモチベーションが上がる
これについては、冒頭で説明したとおりですね。
元から洋楽が好きな人なら何も問題はないのですが、僕の場合はどうしても洋楽が好きになりきれず、英語学習のために好きでもない曲を聴き続けるつもりにもなれませんでした。
しかし自分が普段好きで聴いている歌の英語バージョンなら、好きなメロディなので何度聴いても飽きません。
日本語の歌詞のイメージが既にできあがっている
好きな曲は、日本語の歌詞の世界観が既に頭の中にできあがっているので、メロディを聴くだけでイメージがわいてきます。
そこに英語の歌詞で歌うことで、歌のイメージに合わせて英語を口から出すことになり、記憶への定着率が圧倒的に上がります。
例えば先に紹介した『アイドル』では、「vaguely(あいまい)」という単語が出てきます。
これだけを単語帳アプリで覚えようとしたら、おそらく時間がかかりますし、覚えたとしても使わなければすぐに忘れてしまうでしょう。
しかしこの歌の英語バージョンを散々練習した今では、「ヴェイグリー」という音を聴くだけで、僕の頭の中にはこの画が浮かぶようになりました。
たぶんこの単語は当分忘れないと思います。
英語バージョンの曲の探しかた
英語バージョンの曲は、YouTube で検索すればたくさん出てきます。
有名な曲はだいたいある印象なので、教材に困ることはないでしょう。
ボイトレを兼ねる
僕限定の話にはなりますが、ボイトレの課題曲として英語バージョンの歌を歌うことで、英語学習とボイトレを兼ねることができます。
もはや「英語を勉強している」というよりも「歌のバリエーションの一つとして英語の曲を選んでいる」感じ。
ボイトレしていて、気が付いたら英語もうまくなっていた!
というのができたら理想だなと思っています。
以上、僕が最近やっている、英語バージョンの邦楽を使って英語学習方法についてまとめました。
この記事が、英語学習者のかたの参考になれば幸いです!
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