どうもです、タドスケです。
長らく中断していた英語学習ですが、最近になって熱が戻ってきました。
以前に比べて大きく変わったのが生成AI(ChatGPT)の登場です。
僕の英語学習の方法にも大きな変化がありましたので、その内容を紹介します。
これまで
これまでの英語学習の内容については、以下の記事を参照してください。
それからどうなった?
前回の記事を書いてから、
- 一億人の英文法
- 音読パッケージ
- 瞬間英作文
- リスニング動画
で基礎力を身に着け、
- 自分の話したいことを日本語でまとめる
- Google翻訳などで英語に翻訳する
- オンライン英会話で読み上げ、不自然な言い回しや発音を添削してもらう
を実践し、オンライン英会話でテーマを決めた会話を楽しめるようになりました。
この時点で大きな達成感が得られたのと、他のことに興味が出始めていたので、英語学習は中断していました。
再開のきっかけは、AI 英会話 の登場
それから1年ほど経ち…
こちらの記事でも書いた通り、ChatGPT を使った英会話アプリ(Speak AI)が登場しました。
これまでの AI とは異なり、フリートークにも対応できるスゴイやつ。
人間相手のオンライン英会話と違い、AI 英会話には以下のメリットがありました。
- 何を言ってもいいし、何分でも待ってくれる
- こちらの発言にちゃんと反応してくれる
- 日本語で添削してもらえる
間違えるのが怖い典型的な日本人気質の僕には、大変ありがたい仕様でした。
AI 英会話の問題点
しかし、実際に AI 講師とのフリートークを何度か試してみたところ、以下の問題も見つかりました。
- こまめに使うとすぐに上限に達してしまう(無制限プランもあるが、かなり高額)
- 無理やり会話しようとして、関係ない質問をしてくる
- 文脈に沿わない返答をすると、音声認識の精度が甘い時がある
- 文字入力をしたい時もある
- コピペできない
よくできてはいるけど、もっともっと気軽にできないか…と思い始めました。
スマホ版 ChatGPT の登場
そんなおり、ChatGPT にスマホアプリ版が登場します。
スマホアプリには、ブラウザ版にできなかった「音声会話」機能がありました。
Speak の利点だった「音声のみで会話できる」について、ChatGPT でも同じようなことができるようになったと言えます。
ほかにも、ChatGPT で英会話の練習をするにあたっては、以下のメリットがありました。
- 添削内容に追加で質問ができ、日本語で解説してくれる
- コピペできる
- 使い放題
これ、もう ChatGPT でよくない?
と思いました。
ChatGPT を利用した英語学習法
以上の理由から、僕は現在 ChatGPT を使って英語学習を進めています。
主な使いかたを紹介します。
日記の英訳
あなたは英語教師です。
以下の文章を、簡潔な英文に訳してください。
1文が長くなる場合は、分割してください。
英訳後は、日本語で解説をしてください。
##
(日本語の文章)
普段 X(Twitter)でつぶやいたり、家族や友人に話すような内容を日本語で入力します。
すると、以下のように英訳と解説をつけてくれます。
他の方法にも言えることですが、解説に対してさらに「なぜここは~という表現にしたの?」「~という表現ではいけない?」というように追加の質問をすることもできます。
Speak の場合、AI は基本的に英語でしか話してくれない(日本語添削はシステム側で自動で入る)ので、ChatGPT のほうがより融通が利きます。
英文の添削
あなたは英語教師です。 これから私が長めの英文を提示します。 表現が間違っていたり、より適切な表現があれば、添削してください。 返答は日本語でお願いします。 ## (英語の文章)
最初から英作文に挑戦したい場合に使います。
英作文クイズ
あなたは英語教師です。 私が瞬間英作文の練習をするのを手伝ってください。 あなたは一文程度の短い日本語を出題し、それに私が英語で答えます。 表現が間違っていたり、より適切な表現があれば添削してください。 出題テーマは「〇〇」で。 返答は日本語でお願いします。
既存の瞬間英作文の教材は文法の型を重視しているため、基本を身に着けるにはよいですが、実際の会話で使うには不十分です。
自分の興味のある話題を指定することで、より自分用に特化した瞬間英作文のトレーニングができます。
以下はテーマに「健康」を指定した例です。
シャドーイング
スマホやブラウザの音声読み上げ機能を使えば、ChatGPT が出してきた英文を音声で読み上げてくれます。
読み上げ音声を追いかけるように音読すれば、シャドーイングの訓練にもなります。
合わせて使いたい、メモアプリ
ChatGPT が添削してくれた英文は、かなりの精度で「自分にとって最高に使える英文」に仕上がっています。
これは、他のどの英語例文集でもできないことです。
これらの英文たちをメモアプリにストックすることで、「世界で一つだけの、じぶんフレーズ集」が完成します。
メモアプリは何でも構いませんが、僕のおススメは Notion です。
Notion には「トグル見出し」という、タップで開閉できる見出しがあります。
トグル見出しを使えば、単語帳をめくるような感覚で簡単な瞬間英作文クイズができます。
クイズを定期的に繰り返すことで、記憶にも定着しやすくなります。
次の目標は「AI との準備なしフリートーク」
以上、最近僕がやっている ChatGPT を活用した英語学習法を紹介しました。
じぶんフレーズを日ごろからストックして、反復練習でモノにしておくことで、事前にフレーズを用意するのではなく、その場で思いついたことを X(Twitter)に呟くような感覚で、AI と会話できる状態を目指します。
その後、AI で物足りなくなったら、またオンライン英会話で海外の人とのフリートークを楽しみたいと思います。
この方法が、みなさんの参考になれば幸いです!
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