どうもです、タドスケです。

半年前に出場したカラオケ大会で審査員の先生からいただいたアドバイスをもとに、鼻腔共鳴のトレーニングを続けること半年。
声の抜けはだいぶ良くなったように思えます。
しかし、鼻腔に響かせるにはある程度の息の量が必要で、いくつかの課題に直面していました:
- 鼻腔共鳴を保ったまま弱い声を出すのが難しい
- 共鳴を保ち続けようとすると疲れる
いっぽうその頃、仕事の脳疲労を取るために瞑想のやり方を色々調べていて、合気道で教えてもらった「丹田呼吸」に注目していました。
丹田とは「呼吸と意識を集中させ、心身を安定させる点」のように言われ、上丹田(額あたり)・中丹田(胸の中心あたり)・下丹田(へその下あたり)の3つがあります。
ネットで情報を集めるとスピリチュアルな記事がたくさん見つかるので身構えてしまうのですが、実際に試してみると理屈はともかく、確かに感覚の違いはあります。
- 下丹田呼吸をすると意識レベルが下がる
- 考え過ぎで頭がグルグルして眠れないときに行うことで眠りやすくなる
- 上丹田呼吸をすると意識レベルが上がる
- 目の前の作業に集中しやすくなる
では中丹田は何か?
「心を穏やかにする」みたいなことが書かれていますが、こちらはイマイチ実感できませんでした。
それよりも試してみて感じたのは…

これ、ボイトレの発声に似てない?
ということでした。
試しに中丹田を意識して発声練習をしてみると、横隔膜の動きが良くなり、以前よりも声に支えがある感覚がありました!
鼻腔まで息を通すのに喉や口腔内に力を入れて息を送り出そうとしなくても、お腹の動きだけで必要な息が作り出せるようにもなりました。



これはいける!
という手ごたえを感じました。
最初の頃は、中丹田に意識が引っ張られた結果、鼻腔共鳴が弱くなり、歌声が暗くなってしまうという副作用に悩みました。
しかしそれでも練習を続けて 3 日目の今日。
早くも中丹田呼吸と鼻腔共鳴のバランスが取れてきたように思えます。
比較用の音源を並べてみます:
6 月と声質自体は大きくは変わらないのですが、中丹田呼吸に切り替えたことで、ずっと楽に歌えてる感覚があります。
この感覚を忘れないように、引き続きボイトレ頑張ります!
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