どうもです。タドスケです。
僕には1歳9ヶ月になる娘がいるのですが、最近テレビを観たがるようになりました。
子ども向けの番組がやっている時間帯は限られるので、休日の昼などはYouTubeで『70cleam』の動画を流しています。
他にも子ども向けのチャンネルはいくつもあるのですが、何だかんだでこのチャンネルに落ち着いています。
この記事では、我が家でなぜ『70cleam』を流し続けようと思えるのかを僕なりに分析してみた内容をまとめます。
これから子ども向けコンテンツを作ろうと考えている方に、親が子どもにみせたいと思う番組に関する知見を提供できればと思います。
70cleamとは
女の子が子ども向けのおもちゃで遊ぶ様子を流すチャンネルです。
メルちゃん、ディズニー、リカちゃんなどのおもちゃを使って、おままごとや人形遊びを行います。
子どもが自分で遊んでいる
主役の女の子は大きめの子(小学校高学年くらい?)ではありますが、それでも大人が遊んで見せているのに比べると、子どもにとってはリアルなものになります。
娘には大人が遊んでみせる番組も見せたのですが、あまり興味を示しませんでした。
保育園で年上の友達が遊ぶ姿をよく真似しているらしいので、その感覚に近いのかもしれません。
子どもの顔出しをしない
『70cleam』では徹底して顔出しをしません。
絶妙なカメラワークでもって、子どもの首から下だけを映し続けます。
これはあくまで僕ら夫婦の好みの問題なのですが、このようなおもちゃで遊ぶチャンネルにおいて、子どもの顔出しは不要だと考えています。
子どもの顔が出ると、どうしてもそちらに注意が行ってしまうのと、配信者の
うちの子可愛いでしょ?
という魂胆が見え透いて白けてしまうことがあるためです。
ゆっくりめの編集
最近のYouTubeで流行りの、映像をこまめにカットしてテンポよく繋ぎ合わさる編集方法(ジャンプカットというらしい)。
短時間で多くの情報を見せるのに有効ではありますが、観ている側としてはかなり疲れます。
僕ら親の立場としては、
子どもがYouTubeを観ている隙に休憩したい!
というのがあるので、情報量の多い番組を流していると「うるさい」と感じてしまいます。
その点『70cleam』には、ジャンプカット編集はほとんどありません。
1つのシーンは長めで、シーン間は滑らかなフェードで繋げられています。
この構成が、流しっぱなしにして他のことをやるのにちょうど良いのです。
こだわりの演出
おままごとの中には料理も含まれていて、この演出が凝っています。
たとえばエビフライを揚げるとき。
白い粉の塊を鍋に入れると、泡が出てきて画面に湯気が立ち込め、しばらくするとエビフライの本体🍤が現れます。
もちろん本当に天ぷら粉をつけて油で揚げているワケではなく、炭酸の出る粉をエビフライのおもちゃにまぶして水に浸けているんだと思いますが…
そこまでやるのか
というほどに制作者のこだわりを感じました。
好みが分かれる点
感心するポイントの多い『70cleam』ですが、大人気なぶんアンチコメントも存在します。
その多くは
子どもの甲高い笑い声が耳障り
というものでした。
僕や奥さんはゲーム業界人なので、普段からアニメ声を聞き慣れていて気にならないのですが、合わない人には合わないと思います。
こればかりは仕方ないですね。
明快なコンセプト
僕ら夫婦が『70cleam』を選ぶ理由は、この番組がおもちゃの魅力を紹介することに専念しているからだと思います。
安易に流行りの技法を取り入れるのではなく、明確なコンセプトを持って作成されているように感じました。
コンテンツを制作する側で仕事をしている身として、勉強になりました。
今はまだ子どもが喋らないから良いですが、もう少し大きくなって
このおもちゃ買って!
って言われたらどうしようかなと心配しています😅
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