ChatGPT にダメージ計算プログラムを書かせてみた

どうもです、タドスケです。

プログラマーにとどまらず、世界的に話題になっている ChatGPT

僕が尊敬している先輩プログラマーが「シンギュラリティの到来やー!」と絶賛していたので、今さらながら僕も使ってみました。

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ChatGPT 自体の説明や利用方法については、各所に山ほど情報が上がっているのでカットします。
この記事では、過去の自作プログラムを書かせてみる検証と、その感想のみにとどめます。
目次

無料で試しに使ってみる

ChatGPT は類似のスマホアプリなども多数出ていますが、今回は冒頭でリンクを貼っている OpenAI のブラウザ版を利用しています。
公式のクライアントアプリはまだ無いようなので、これが一番オーソドックスのやり方かと。

質問内容が思いつかなかったので、試しに僕の好きなゲーム『空の軌跡』について聞いてみました。

ゲーム、『空の軌跡』のストーリーのあらすじを教えてください。

感想は、

ところどころ合ってるけど、だいぶ違う…

といったところ。

主人公の「エステル」「ヨシュア」や「リベール王国」などは合っていますが、父親の名前(カシウス)が違っていたり、唐突に学園モノになっていたりします。(実際は遊撃士協会の話)
これ、『閃の軌跡』の情報が混ざってない?

とはいえ、ここまでの情報をものの数秒で、たった一言の質問で出してくれるのには大きな可能性を感じました。

そこで、学習代と割り切って有料プラン(月額 $20)に登録してみることにしました。

有料プランで使ってみる

2023/04/02現在、有料プランに登録するとGPTのバージョンが3.5→4.0にパワーアップします。
平たく言うと、情報の精度が上がるということらしいです。

これを利用して再度同じ質問をしてみます。

精度が格段に上がりました!

プレイしたのはだいぶ前なので、もはやどこが間違っているのかわかりません。(全部合っているかも?)

自作プログラムを書かせてみる

さて、ここからが本題。

過去に僕が自力で書いたプログラムを ChatGPT に書いてもらいます。

題材はダメージ計算プログラムです。

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質問は以下のようにしました。

Pythonを用いてオブジェクト指向でプレイヤーが敵を攻撃する場合のクラス設計を教えてください。

プレイヤー、敵はそれぞれ以下のパラメータを持つものとします。

・HP

・攻撃力

・防御力

ダメージは、以下の方法で計算します。

攻撃側の攻撃力 – 防御側の防御力/2

すると以下のコードを生成してくれました。

このコードには一切手を加えていません。

たったこれだけの質問でここまでつくれるとは…

めっちゃ凄いですね。

仕様についてもう少し詳しい情報を渡せたら、もっと高度なプログラムも書いてくれそうです。

今後の方針

もはやプログラムすら書けるようになってしまった AI 。

プログラマーは不要になるのでしょうか?

少し考えた結果、当面の僕のスタンスは以下に決めました。

使えるものは使っていけばいいじゃない。

ChatGPT を使って、ChatGPT にできない仕事をできるようになればいい。

ただしコピペは厳禁。わからない部分は理由を調べ、知識を身につけてから使う。

僕がどんなに文句を言ったところで、ChatGPT の波はもはや止まらないでしょう。

これは、仕事に必要な情報をググろうとする人に対して「本や専門家から得た知識こそ至高!」と言うようなものです。

確かに本や専門家の方が情報の信頼性などは高いでしょうけど、この時代にネットの力を使わずにプログラマーをやろうとしても、周囲から置いていかれるだけです。

便利な道具はとことん使いこなして、足りない部分だけ別の方法で補うようにすればよいと思います。

ただし仕事で使う場合、入力するテキストに機密情報を入れて漏洩したり、間違った情報をそのまま使ってしまったりして後で大問題になる危険性もあります。

機密とは一切関係のない、一般的なプログラムの書き方のヒントを得るにとどめるのがよさそうです。

また、結果のプログラムで「なんでこの書き方になるの?」とわからない部分をそのままにしないことが大切だと思います。

それについても、ChatGPT が教えてくれます。

この返答を見て、「なるほど!」と心の底から納得できる状態になれば、以降は ChatGPT を使わなくても自分でプログラムを書けるようになります。

これは、先輩プログラマーに質問して教えてもらうことと似ています。

ChatGPT を単なる答え生成器ではなく、プログラミング教師として利用するということですね。

このやり方であれば、素早い成果と自分のスキルアップを両立できます。

実際に使ってみてわかった ChatGPT の凄さ。

今後は仕事だけでなく、あらゆる場面での心強いパートナーとして、活用していきたいと思います!

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