【コードのないプログラミング教室】まとめて運ぶ

ゴミ捨てに行くとき、できるだけ往復の回数を減らしたくて、両手いっぱいにゴミ袋を持とうとしますよね?
荷物を運ぶときも同じで、たくさんの荷物をまとめて運べば往復の回数を減らせるので、早く配ることができます。

慣れてきたら、一番効率よく回れる配送ルートを考えたくなるかもしれません。
そのためには、配送先を予め調べてリストにまとめておく必要があります。

宅配業者は、この作業をプログラムを使って自動で計算し、地域ごとに配達員さんを割り振ったりしています。

レストランや居酒屋に行く機会があれば、食べ終わった食器を片付ける店員さんをよく観察してみてください。
同じ大きさのお皿を積み重ねたりして、できるだけ一度にたくさん運べる工夫をしているはずです。

このように何か大量のものを処理する時は「どうやったら一度にまとめて処理できるか」を考えてみると、効率よくやるためのヒントが得られるかもしれません。

目次

もっと深く学びたい方へ

プログラムでは、何かのデータが必要になった時は一定の量ごとにデータを運んでいます。

このとき一つのデータだけを運ぶより、まとめて運んだ方がお得です。

しかし、運んだデータの中に不要なデータが混ざっていたりすると、結局ムダになってしまうので意味がありません。

データを運ぶ回数ができるだけ少なくなるようにプログラムを書く方法もあります。

今後以下の言葉に出会うことがあれば、今回の内容を思い出してみてください。

  • SIMD
  • データ指向設計(Data Oriented Design)
  • キャッシュ
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