どうもです、タドスケです。
ボイトレ関連で最近学んだ「アレクサンダー・テクニーク」には「エンドゲイニング」という考えかたが出てきます。
ざっくりいうと「結果にこだわり過ぎると、余計な緊張が生まれてうまくいかないですよ」という話です。
自分の日々のボイトレでも心当たりがあります。
僕が普段取り組んでいる SOVT やアンザッツなどのメニューは、とても地味ですが確かな効果が出るものです。
練習したその日は手ごたえがなくても、次の日になると急に声がスムーズに出るようになっていたりします。
しかし効果が実感できると、「これまで難しく感じていた曲をより上手く歌いこなしたい」という誘惑に駆られることがしばしばあります。
結果、難しい部分を無理に出そうとして力みが生じてしまい、喉を痛めることがありました。
下手に歌の収録をせず、その日も基礎メニューに時間を使っていたほうが、より短期間で上手くなれていたように思えます。
さらにこの話はボイトレに限らず、英語学習でも心当たりがあります。
TOEIC 800点を目指して学習を進めていた頃の話です。
300点から学習を始めた頃は800点なんて遠い目標だったので、到達よりも単熟語・文法・シャドーイングなどを毎日コツコツと積み重ねることを楽しんでいました。
毎日の変化は微々たるものでも、積み重ねの効果は大きく、スコアは順調に伸びていきました。
しかし795点を取ったとき、急に800点到達を強く意識するようになりました。
その後の学習では、基礎の積み重ねよりも練習問題ばかりをやるようになり、間違えるたびにイライラするようになりました。
その次の TOEIC では、体調不良の影響もありましたが、初めてのスコアダウンを経験。
結局「あと5点」を達成するまでに予想以上の時間がかかってしまいました。
以上の経験から、「結果を得ることにこだわり過ぎると、かえって結果から遠のいてしまう」ということが言えそうです。
かといって結果を全く意識しなくてよいかと言えば、そうとも言えません。
「TOEIC 800点」は転職活動で必要だから定めた目標ですし、その目標がなければここまで学習を続けられなかったと思います。
これまでの経験をふまえた僕の考えは以下です。
目標の「到達」を目指すのではなく、
目標に向かって効果的に進む方法を考え、
学習/練習に臨む際には行為自体に集中し、
定期的に現在の実力確認し、方法を見直す。
これを毎日続けた結果として、「気がついたら目標に到達していた」という状態が、一番ストレスもなく理想的な状態なのではないかと思います。
最近の自分で一番ホットな目標は「BAKKY カラオケ大会 予選通過」ですが、「そろそろいけそう」という感覚になったときが最も警戒すべきタイミングなのかもしれません。
大会に出ているのはあくまでボイトレの進行具合を客観的に測り、審査員の先生から方針に関するアドバイスをもらうため。
背伸びして喉を痛めたり悪い癖が付くようなことがないように、肝に命じたいと思います。

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