どうもです、タドスケです。

一年前に出演した BAKKY カラオケ大会で審査員の方から「姿勢が悪いせいで、声の抜けが悪い」という指摘をいただきました。
その後、姿勢を意識してボイトレを続けた結果、確かに声が良くなるのが実感できました。
…しかし、なぜ姿勢が声の出に影響するのか?
「悪いよりは良い方がいい」というのは直感的にわかりますが、もう少し詳しいメカニズム――身体のどこに、どんな力が加わった結果(あるいは加わらなくなった結果)、声に影響するのか――を知りたいと思っていました。
それから一年間のボイトレやシステマから学んだ知識をふまえ、自分なりに「こうかな?」と思うことができたので記事にまとめます。
システマから学ぶ、「緊張」と「姿勢」の関係
システマの4原則のひとつに「姿勢」というのがあります。
主な理論は以下です:
- 人間は、頭が地面に落ちないように無意識にバランスを取ろうとする
- バランスが崩れると、崩れたバランスを戻すための緊張が身体に生まれる
- バランスが崩れた状態で動作を行おうとすると、バランスを維持するための緊張が邪魔をして、本来の動作に必要な筋力を十分に発揮できない
姿勢と緊張については、以下の動画が参考になります:
【システマ】ほぼ1minレッスン「知っているようで知らない、システマでの姿勢について」
この話はボイトレについても同じことが言えるのではないかと思います。
つまり、悪い姿勢で発声しようとすると、姿勢を戻すための緊張が発声に必要な筋肉の動きをジャマしてしまうということです。
「下腹を凹ませる」ことと「横隔膜の動き」の関係
1年前の BAKKY カラオケ大会では、僕個人あてのアドバイス以外にも「全参加者向けの総評」として、以下のようなアドバイスもありました:

下腹を凹ませて内臓を持ち上げるだけでも、声の出は変わる。
一方でこのアドバイスとは関係なく、「横隔膜の動き」に注目してボイトレを行うようになりました。


「下腹を凹ませる」ことと「横隔膜の動き」は、当時は別々のものとして扱っていました。
しかし最近になって、「下腹を凹ませることで、横隔膜が支えられて動きやすくなる」ことに気付きました。
下腹が出ている状態では、横隔膜が重力によって垂れ下がり、それにつられて喉の周りの筋肉に常に下方向の力がかかるようになります。
その結果、発声のために横隔膜を動かそうとすると、「垂れ下がった横隔膜を元の位置に戻すための緊張」が生まれ、これが声の出を妨げてしまいます。
下腹を凹ませることで、凹んだ下腹が台座のように横隔膜を支える役割を果たし、横隔膜から上の筋肉が自由に動きやすくなります。
ボイトレにおける「姿勢」の役割
以上の話をふまえた僕なりの考えをまとめます。
- よい「姿勢」とは…
- 「姿勢を元に戻すための無駄な緊張」が身体に起きない
- 背筋をピンと張るような極端な姿勢も、それはそれで緊張が生まれるので良くない
- 無駄な緊張を取り除くことで、発声に必要な筋肉だけが効率よく動ける
- 下腹を凹ませることの効果
- 横隔膜が重力で下方向に垂れ下がらないように支える
- 横隔膜から上の筋肉が自由に動きやすくなる
AI に図にまとめてもらいました:


実際のところはどうなの?
この内容はあくまで僕の経験と知識に基づくものなので、実際のところはどうなのかはわかりません。
ただ、調べてみた限りでは声楽における「ソステーニョ」「アッポッジョ」という理論が、同じような内容を言っているように思えました:


この機会に、声楽についてももう少し深く学んでみたくなってきました✨
引き続きボイトレ頑張ります!









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