どうもです、タドスケです。
慢性上咽頭炎をはじめとして、複数箇所に不調が及ぶようなことが増えてきました。
具合の悪い場所が出るたびに病院に行き、その都度症状を抑える薬を出されるわけですが、お椀に盛れそうな量の薬を見ると、それだけで具合が悪くなりそうです。
そんな矢先、慢性上咽頭炎の治療法を調べていて出会った本がこちら。
タイトルのとおり、慢性上咽頭炎を東洋医学的な見地から治療していこうという趣旨の本です。
慢性上咽頭炎について、この本には以下のように書かれていました。
東洋医学では、「炎症とは、熱がこもる状態」と考えています。
(中略)
風邪が治り粘膜の炎症が終息しているのにもかかわら ず、上咽頭に残っ た炎症の熱が下へ降りない人がいるのです。
鼻のあたりにずっと火種が残り、熱がこもってしまう状態。上咽頭の火種がくすぶり続けて、熱こもり体質になっているのが、慢性上咽頭に悩まされる人たちです。
竹内 岳登. 慢性上咽頭炎は東洋医学で治す (p.57). WAVE出版. Kindle 版.
慢性上咽頭炎と診断される前、僕は自分の症状に対して
実際に熱は無いのに、鼻の奥の方に熱が出ている状態。
と表現していました。
これを他の人や医者に伝えてもみんな「?」という感じで、「この症状は自分だけのものなんじゃないか」という不安がありました。
その後で慢性上咽頭炎を知り、調べていく中でこの本にたどり着き、説明を見て「これだ!」と確信した次第です。
どんな医者にかかっても説明がつかなかった症状を、東洋医学が説明してくれたことに感動しました。
これを機に東洋医学についてもっと知りたいと思うようになり、以下の本を読んでみました。
色々と小難しい用語がたくさん出てくるので細かい説明は省きますが、東洋医学の考え方をざっくりまとめますと、
人間の体は自然の一部であり、人間の体の中にも自然界と同じ構造がある
です。(「整体観」というらしい)
炎症は熱なので上にのぼり、水は熱を冷ましながら体の中を下りていきます。
この考えに基づくなら、頭の熱が取れない状態というのは
- 熱が強すぎる
- 水が足りなくて身体を冷やせない
- 水の量は足りているが、巡りが悪い
のいずれかであると言えます。
いずれも心当たりがありまして、
1は辛いカレーを食べた時や筋肉痛になるほど激しい運動をした後に症状が悪化する理由、
2は仕事に集中していると水を飲むのを忘れがちな状況、
3は運動不足と発汗不足
が当てはまります。
本を読んでいると、気とか五行とか陰陽とか、現代に生きているとにわかには信じられない説明も多くあるのですが、そう考えると、この状況に説明がつくことが多いというのが、僕の印象です。
東洋医学が生まれたのがはるか昔であることを考えると、
昔の人が、目の前の事実に対してどうにか説明をしようとした結果、生まれたのが東洋医学
なのかもしれません。
同様のことが「天動説」についてもいえます。
昔の人は、太陽や星が動いている事実に対してどうにか説明をしようとした結果、天動説を生み出しました。
現在は天動説は間違っていたことがわかりましたが、「星が動いている」という事実は今も昔も変わらずあったわけです。
それなら東洋医学についても「なんかよくわからないけど、こうすると病気が治る」という事実があったはず。
つまり、東洋医学の理論が仮に間違っていたとしても、「東洋医学で言われている治療法を実践すれば、病気が治る(マシになる)」ことは期待できるのではないでしょうか?
そんなわけで、今後は医者に通いつつ、セルフケアに東洋医学を取り入れていこうと思います!
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]