どうもです、タドスケです。
娘が5歳になり、いよいよ来年は小学生。
巷に言われている「小1の壁」とやらに備えないといけないタイミングになりました。
調べたこと、夫婦で話し合ったこと、今後の方針などをまとめます。
当初の計画
当初の計画については、以下の記事にまとめてあります。


簡単にまとめると、次のような感じです:
- 夫婦で働き、夫婦で育てる
- 奥さんは年収アップ転職を成功させ、二人で同じくらい稼ぎ、経済的な余裕を得る
- 奥さんがキャリア形成・転職活動に集中できるように、僕は時短勤務で子供の送迎や繁忙期のワンオペなどを行う
実際に上記2つめの記事で奥さんは外資企業に転職し、大幅な年収アップをやりがいを手にしました。
これが2年前までの話です。
その後変化
それから2年間。順風満帆に思えた我が家にも、様々な災難がありました。
- 奥さん
- 会社が国内事業から撤退することになり、レイオフの対象に
- 代わりに入った会社の環境に恵まれず、心身に異常をきたす
- 仕事が多忙になり、買い物や料理などの家事が負担になる
- 僕
- 会社の制度が変わり、子どもが小学生になる来年から時短・リモート勤務が原則 NG に
- 大腸の悪性ポリープが見つかり、手術後も体調不良が続く。普通の食事が摂れない
経済面よりも、健康面の問題が出てくるようになりました。
そこにやってきた「小1の壁」は、僕ら二人にとって大きな悩み事になりました。
学童の調査
まずは「このまま夫婦共働きを続けられそうか」を調べることにしました。
小学校は14時とかで終わってしまうこともあるため、二人ともオフィス勤務になる日は学童の利用が必須になります。
ChatGPT の DeepResearch を使って、利用できそうな学童を公立・私立問わずリストアップしてもらいました。

公立の学童は17時まで、延長したとしても18時までと定められているので、そもそも18時/19時が定時な僕らにはムリな話でした。
いっぽう私立の学童は柔軟で、22時まで預かってくれたり、特定の場所まで迎えに行くのではなく自宅まで直接送ってくれるようなところもありました。
そのぶん費用も高価(週5だと5~8万円+オプション)ですが、二人で現在のキャリアを継続できるなら、十分にお釣りがくると思われました。
あるいは奥さんの会社が比較的柔軟に対応してくれるのを頼り、奥さんに一時的にフルリモートか時短勤務をしてもらうという選択肢も考えられます。
どちらにせよ、「学童を利用すれば、共働きの継続は可能」という結論になりました。
夫婦間の話し合い
調べた内容を奥さんに共有し、夫婦で話し合いました。
まずは奥さん自身に「どうなるのが理想か?」を聞いてみたのですが、当初の計画とは全く回答が返ってきました。

・仕事でやりたかったことは一通りできて、もうこれ以上のキャリアには興味がない
・仕事のために子どもといる時間を減らしたくない
・仕事以外で小説を書いたり、外国語を学んで翻訳の仕事に繋げたりする時間がほしい
・自分だけがリモートだからと言って、買い物や料理をずっとやり続けるのは辛い
この回答を聞いて僕は衝撃を受けました。
当初の計画を立てた時点では、奥さんは仕事が大好きで、専業主婦に全く興味が無かったからです。
僕もそれに合わせて、奥さんがキャリアを追求できるように動いてきたつもりでした。
僕のほうも、生成 AI の登場によって自分の強みが活かせるようになり、会社からの評価が上がってくるにつれ、「もっとたくさん仕事したい!!」という想ようになってきていました。
お互いの仕事や体調などの状況が変わり、小1の壁を前にして、価値観が変わったようです。
正直、もっと早く気付くべきだったなぁと反省しています…。
今後の方針
以上の経緯をふまえ、今後は以下の方針でいくことにしました。
奥さんは一線から退いてもらう
奥さんの現在の会社はベンチャーで、比較的個人の都合に融通が利くので、まずは「時短」「午後から在宅」のような交渉を会社側にしてもらうことになりました。
改善が望めない場合は会社を辞め、時短でできる派遣社員やアルバイト、それも難しければ主婦になってもいいことにしました。
まずは、今の仕事でボロボロになってしまった心身をしっかり整え、毎日をごきげんに過ごしてもらうことが最優先です。
僕は仕事に全集中する
奥さんの年収ダウンは避けられないので、その分の収入を僕が頑張って得られるようにします。
確実な要素として、来年からフルタイムに戻ることで 25%程度の年収アップが望めます。
また現在やっている英語学習を続け、転職エージェントと連絡を取り合い、外資企業への年収アップ転職のチャンスが来たら飛び乗れる状態にしておきます。
プチ贅沢を減らす
僕が頑張ったとしても、これまでの世帯収入を1人で完全に補うのは簡単ではありません。
また、僕の持病の悪化や大腸がんなどのリスクも無視できません。
いざその時が来て世帯収入が激減してしまったときための備えが必要で、そのためには現実問題として生活レベルを落とし、浮いたお金を資産運用に回す必要があります。
具体的にどうするのかはまだ考え中ですが、子どもが実家に泊まっているときの高級ランチのような「プチ贅沢」を減らさざるを得ないかなーと思っています。
このあたりは奥さんとよく相談して、来るかどうかわからない未来のために、今を犠牲にせずに済むようなラインを見極めたいと思います。
学んだこと
今回の件で、以下の教訓を得ました。
- 価値観は時間とともに変わる。夫婦の話し合いに終わりはない
- 計画を立てたときの条件がなくなったら、すぐに計画を見直すべき



この記事が参考になれば幸いです!
コメント