【英語】TOEIC を受けてきました。

どうもです、タドスケです。

本日、約15年ぶりに TOEIC を受けてきました。

結果が出るのはまだ先ですが、受けてみて色々と思うところがあったので、記事にまとめたいと思います。

目次

手応えは…?

受け終わった感触としては、

想像以上にできない…!!

でした…。

リスニングはこれまでずっと TOEIC 対策のリスニング音源を聴き込んで、楽に理解できるレベルまで持っていったつもりでしたし、リーディングも英語のリファレンスを翻訳せずにおおよそ理解できるレベルまで来たつもりでした。

それでも、今回の TOEIC は非常に難しかったのです。

それはもちろん実力不足というのもありますが、それ以外に「TOEIC への慣れ」に起因する問題もあるように思えました。

「会場でのリスニング問題」への不慣れ

リスニングが始まって真っ先に感じたのは、「スピーカーの音声が聴き取りにくい」ことでした。

いや、確かに音声は「聴こえて」はいるのです。しかし、スピーカーから出て部屋に反響して耳に入ってくる英語の音声が、いつもより格段に理解しにくく感じました。

普段リスニングの勉強をする時は、ノイズキャンセリング付きのイヤホンで聴いているので、英語の音声がダイレクトに脳に入ってくる感覚があります。

それに対して会場の音声はイヤホンほど聴きやすくないため、「聴き逃さないようにする」ことに集中力を持っていかれてしまい、理解がおろそかになってしまった感じがしました。

これを克服するには、イヤホンほどクリアではない音声にも慣れておく必要がありそうです。

スピーカーから音を出した状態で過去問を解いてみたり、リスニング音源よりもノイズの多い映画やドラマを介した訓練をしてみても良いかもしれません。

今すぐできる対策として、「イヤホンを集音モードにして、周囲の音が聞こえる状況でリスニング音源を聴く」というのを試してみます。

覚えていられない短期記憶

聴き取りにくいスピーカー音声に必死で耳を傾けると、一つ一つのフレーズは聴き取れました。
ここは日頃のリスニング練習の成果が出せた部分だと思います。

しかしここで次なる問題が出てきました。それは、「質問音声が流れてくる頃には、聴いた内容を忘れてしまっている」ことです。

内容が思い出せずに慌てている頭で、選択肢の英文を3〜4つ読んで意味を理解し、短い時間内に正解を選ぶのは、とても難しいものに思えました。

聴いた内容を忘れてしまう理由は、聴き取ってから理解するまでに脳のリソースを使ってしまい、「覚えておくこと」にリソースを割けなくなっていたからではないかと考えています。

2時間もたない集中力

そんな感じでボロボロだったリスニング。

せめて時間配分を自分で決められるリーディングだけでも取りたいところ。

しかしここでまた問題が発生。
それは、リスニングで疲れて頭が回らないことでした。

問題に出てくる単熟語のレベル自体は、決して太刀打ちできないものではありませんでした。

それなのに英文を読んでいると、文字が滑っていく感じがして、意味が頭に入ってきません。
「おっといけない、落ち着いて頭から読み直して」…とやっているうちに時間は過ぎ、試験時間の終了時点で 180問目くらいまでしか進めませんでした。
(問題は200まであるので、残り20問は適当に塗り潰しました。)

リーディングのスピード不足

リーディングはもちろん、リスニング問題においても、「英語を素早く読んで意味を理解すること」は必須に思えました。

リスニング問題では、質問の音声が流れてから数秒の間に、問題用紙に書いてある選択肢を素早く読んで判断しないといけません。
ここで各選択肢について意味を考えていたら、回答が間に合わないのです。

実際に試験中、選択肢が D まであるのに A までしか読めず、A or それ以外 で選択を迫られるようなことが何度もありました。

「読む」というよりも、「見て」意味をざっと把握できるくらいのスピード感が必要です。

この問題については、シンプルに英語を読む量が足りていないのが原因です。

僕のこれまでの英語学習法は、移動中のリスニング(シャドーイング)がメインなので、リーディングについてはそこまでやってこなかったからです。

最近になって絵本ナビえいごで多少はマシになりましたが、それでも TOEIC に出てくるような英文を素早く読むには不十分です。

対策として、まずは最近購入した「速読英単語 必修編」を周回しようと思います。

この本の内容をスラスラ読めるようになる頃には、今よりもだいぶマシになっているのではないかと思います。

TOEIC 用の対策は必須!

今回の受験まで意図的にやってこなかったこととして、「過去問を解く」「模試を受ける」があります。

これは、TOEIC を意識せずにやってきたこれまでの勉強で何点取れるかを知りたかったからです。

そして今回、実際に TOEIC を受けてみて感じたのは、「TOEIC 用の対策は必須」ということです。

スピーカーから出る英語音声を聴き取ること、長い音声を聴いてから質問に答えること、2時間という長丁場を乗り切ること。
これらはいずれも、これまでの僕の英語学習方法では鍛えられなかった部分で、その弱点が今回モロに出てしまったなぁと思いました。

今後は過去問と模試を取り入れる

痛ーい経験となってしまった今回の受験でしたが、今の自分に足りないものがわかったという点では、大きな収穫がありました。

今後しばらくは、TOEIC 対策に絞って学習を進めていきます💪

普段の学習には TOEIC の過去問や対策問題集を取り入れ、リスニング問題はできるだけスピーカーを使うようにしたいと思います。

家の近くに TOEIC の模試を受けられる場所があるようなので、そちらの活用も検討します。

本番の試験も定期的(半年か一年ごと)に受けるようにして、試験自体に慣れるようにします。

以上、TOEIC の受験レポートでした!

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