プログラムには色々な書き方があります。
ときには、
- わかりやすいけど遅いプログラム
- わかりにくいけど速いプログラム
のどちらを書けばよいのか迷うこともあるでしょう。
一見、速いほうがよさそうですが、そうとも限りません。
プログラムはいちど作り終わった後にも変更されていくものなので、あまりにもわかりにくいプログラムだと変更しにくくなってしまいます。
また、昔と違って今のコンピューターは十分に速いので、多少効率の悪い書き方をしても問題になることはほとんどありません。
3Dゲームのグラフィック表示など、本当に速さが重要な場面は限られています。
まずはわかりやすい(変更がカンタンな)プログラムを書くようにして、必要になってから速くしていきましょう。
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もっと深く学びたい方へ
プログラムの良さを評価するための指標は色々あります。
速さのことを『効率性』、わかりやすさのことを『保守性』とも言います。
一人で作る使い切りのプログラムで保守性が大事になることはほとんどありません。
しかし仕事で作られるプログラムのほとんどは大人数で作り、何度も使い回されます。
保守性が高いプログラムであれば、後から効率を良くするために書き換えることもしやすいです。
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