あなたの家にもあるかもしれないミキサー。
実は中ではモーターを操作するなど色々なことをやっているのですが、使う側からは「中身を入れてボタンを押すだけ」に見えます。
これはミキサーを作った人があえて使う人に見せなくていい情報を隠しているからです。
なんでもかんでも見せてしまうと、使う側は何をしたらよいのか分からなくなってしまいます。
使う人にとって大事な情報だけを見せ、それ以外の情報は内部に隠してしまうことで、使いやすいものを作ることができます。
細かい情報を見せないことで、使い手に見えない部分の動作をこっそり変更することもできます。
例えばミキサーだったら、「果物を入れてスタートボタンを押したらジュースが出てくる」という動作さえ変わらなければ、使う人にとって中身のモーターが少し変わったとしても気にしません。
プログラムを書く際にも「この情報は見せる必要があるか」を考えるクセをつけましょう。
目次
もっと深く学びたい方へ
以下の用語に出会うことがあれば、今回の内容を思い出してみてください。
- オブジェクト指向
- カプセル化
- privateメンバー
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