昨日はB級映画界のスター俳優、ポールローガン氏について紹介しました。
今日は続いて僕のイチオシの映画監督、マーク・ポロニア氏を紹介したいと思います✨
ホットドッグ🌭片手にゆるーく読んでいただけたら幸いです。
マーク・ポロニア監督とは
マーク・ポロニア氏は、Z級映画界においては他の追随を許さない、超絶クオリティの映画をハイペースで出し続ける凄腕の監督です。
Z級映画とは
Z級映画とは、A級とかB級とかそういう領域では最早計れない、異次元に属する映画の事である。
ニコニコ大百科より
以下の動画を見ていただければ、この記事の趣旨はご理解いただけるか思います。
(引用元)
ポロニア作品の魅力
Z級映画がどんな物かわかったところで、ポロニア監督作品の魅力を紹介していきましょう!
スター・システムの採用
ポロニア作品では毎回同じ役者たちが登場します。
彼ら/彼女らはポロニアファミリーと呼ばれています。
このやり方は漫画家、手塚治虫氏のスター・システムですね。
(※本来の演劇・映画で使われるスター・システムとは少し意味が異なります)
ポロニア監督は、自分の周りにいる役者たちをとても大切にしているんですね💖
ありのままの姿を魅せる
役者たちの演技も印象深いものに仕上がっています。
- カメラ方向にいる同じモンスターを見ているはずなのに、2人の視線が違う
- モンスターから逃げる迫真のダッシュ(時速8kmくらい)
- 日本語じゃないのに分かる「棒読み感」
- 怖がっているのに真顔
役者は何者にでもなれると言いますが、役者自身を大切に思うポロニア作品は、役者のありのままの人柄を描きます。あえてね (๑• ̀д•́ )✧+°
アットホームなカメラワーク
ポロニア作品の映像からは、どこかホームメイド感が漂います。
おじいちゃんが孫の運動会のために持ち出してきた、8mmビデオカメラで撮った映像のようです。
手振れ補正?もちろんそんなものはありません。
もし監督に何かを賞を贈るなら、副賞には最新のビデオカメラを贈ってあげてください。
こだわりのハンドメイド小道具
ポロニア作品の小道具は、丹精込めた手作りです。
東急ハンズで売ってるコスプレ道具に迫るクオリティを誇ります。
メイクにもこだわりがあり、ゾンビ役の人の襟元や袖口からは塗り漏れが見え隠れします。
全身に塗っちゃうと皮膚呼吸ができなくて、役者さんが苦しくなってしまうからです。
こんなところにも監督の役者への気遣いが見て取れますね💖
レトロなCG
モンスターにはCGが使われています。
カラオケUGAの映像で使われるような、専門学生が課題で作る作品に匹敵するクオリティです。
きっと甥っ子の専門学生に貴重な職業体験をさせてあげようという意図に違いありません。
監督の気遣いは役者だけでなく、甥っ子にまで及んでいるのですね💖
※監督に甥っ子がいるのかは知りませんし、知る必要もありません。
想像力を掻き立てられる演出
ポロニア監督は「全てを描かない」演出を得意とします。
- 海で泳いでいる若い女性(in ポロニアファミリー)
- 迫り来るサメ(ハンズクオリティ)
- そして画面に広がる赤い水
噛み付くシーンなんて映しません。だって怖いもの。
グロのないポロニア作品は、お子様にトラウマを植え付けることもありません。
これはPTAも安心ですね✨
※アメリカにPTAがあるのかは知りませんし、知る必要もありません。
飽きない展開
そんな数々の超絶クオリティを誇る映画の気になるストーリーですが、これが意外に良くできています。
- 登場人物の紹介
- モンスターの登場
- 襲われる仲間
- みんなで団結
- そして解決
このようなシナリオの基本に忠実に作られています。
無駄に長い会話や演出はなく、観ている人を飽きさせない構成になっています。
もし映画の賞に「低予算部門」があったとしたら、ポロニア監督が上位に入ることは間違いないでしょう。
まとめ
制作費ウン百億!みたいな謳い文句があふれる昨今の映画界において、ポロニア監督の作品は忘れかけていた何かを思い出させてくれる貴重な存在です。
作品はGEOなどでオンラインレンタルができますので、ぜひ一度観てみてください!
時には無駄な時間を過ごすことも人生の楽しみだと、彼の作品は教えてくれることでしょう👍
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